2010年9月21日 (火)

笠ヶ岳~双六岳(3日目)

下界の天気予報、曇り時々晴れを期待したのだが、2600mの稜線は対象外ということで、本日も雨模様、とにかく寒い。
昨日は防水を保っていたテントも、内張りがしっとり濡れ、シュラフも一部濡れてしまった。
とにかく何もかも濡れると、気分は滅入って山旅を楽しむどころじゃなくなってしまう。
当初の予定では、この奥の鷲羽岳や黒部五郎岳を巡る予定だったが、この天気じゃすっかり意気消沈、とにかくさっさと片づけて下山することにした。

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昨日は、曇り時々雨で、全身濡れるようなことはなかったが、今日はずっと雨。
全身ぐっしょりで、濡れていないのは着替えとシュラフくらいか。
それでも、歩くぶんには暑くも寒くもなく、案外快適。

視界は数百メートルだから、景色を見てもしょうがないし、途中休んでも体が冷えるだけ、ノンストップでロープウェイ乗り場まで下る。
しかし、この下りが問題。ダブルストック持参なので、膝に負担をかけることもなく下れるのだが、足の裏の皮まではフォローしてくれない。
なんせここ数年自転車ばっかりで、めったに山に登らないため、足の裏の皮が軟いこと、まめからすぐに皮が破れて大変。
今回も筋肉はたいしたことないのだが、足の裏が痛くて痛くて・・・・(泣)

それでも何とか、ロープウェイ乗り場までおりてきたが、悲しくもこれからさらに一時間ほど、車が置いてある場所まで歩かねば。
足の裏の痛さが、ほぼ限界だったので、今回はこれが一番辛かった。

駐車場に着いて、足の裏を見るとそこらじゅうリンパがたまり、水ぶくれで、一部破れてグチュグチュ、一度見ると歩く気がしなくなる。
でもこの登山靴を脱いだ時の解放感って最高!

この後ネットで評判の良い、ひらゆの森で露天風呂を堪能。
たった500円で、この設備を堪能できるのだから、凄いコストパフォーマンスだ。
風呂上がりに、お腹がすいたので、ここの飛騨牛カルビ丼をいただき、さらにざるそば追加。
自然林の中庭を見ながら、美味しい料理をお腹いっぱい満足満足。

今回、当初の目的の鷲羽岳にはたどり着けなかったし、日の出も満天の星空も見れなかったので、正直がっかり。
でも久々のテント泊は良かった、あのしょっぱいとこがなんとも旅してるって感じでね。
今回のリベンジで、また紅葉の頃、テント担いで泊りに行こうかと思う。
尾瀬か、北八ヶ岳あたりか・・・・、なんとか満天の星空と、爽やかな朝を味わいたいもの。

・・・てその前にグランフォンド糸魚川と、富士チャレンジ200kmをこなさなきゃ。
その前に足の裏、治るか?

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■コースタイム
双六幕営場(8:10)-鏡平分岐(9:10)-鏡平(9:50)-わさび小屋(12:00)-案内所(13:00-13:20)-鍋平駐車場(14:30)

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2010年9月20日 (月)

笠ヶ岳~双六岳(2日目)

夜中にテントをたたく雨音で目が覚めた。
天気予報では、朝方まで雨で、その後晴れの予報。
今日は双六幕営場までだから、雨があがったら出発すればいいかと、寝坊を決め込む。
しかし明け方になっても、いっこうにやむ気配がない。
周辺のテントは撤収を開始し、山小屋に泊った人たちは、テント脇を通って、次の目的地へと向かっていった。
あまり遅いと、双六小屋までたどり着けないので、しぶしぶ起き出し、笠ヶ岳山頂へと向かう。山頂はご覧のように霧の中で、周りは何も見えやしない。
幸い山頂からテントに戻る途中、雨はあがったようだ。

雨がやめばテントの撤収も楽なもの。
パッキング中に雲がとれ、槍や穂高が顔を見せるが、それも一瞬であった。

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9時に歩きだすが、周囲の人たちは、すでに出発したあとで、幕営場はガラガラ。
この後、雨は降ったりやんだりを繰り返し、一日中展望は200-300mといったところ。
秩父平手前で、ちょっと槍ヶ岳が見えたくらいで、あとはひたすら足元ぐらいしか見るところがない。
本来なら、槍・穂高の展望台の散歩気分の楽しい道だが、既に花も時期を過ぎ、何にも楽しいことはない。
雨に濡れて気分もめいるから、一刻も早く双六幕営場を目指すのみ。

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秩父平からの弓折岳までの登り返しがちょっときついくらいで、あとはだらだら尾根筋を歩いて、3時まえに双六幕営場へ着いた。
本来お花畑と双六池に囲まれた、至極気持ちのいいところなんだろうけど、完全雲の中で展望はゼロ、残念。
雨で途中昼食もクッキーのみで済ませたから、双六小屋でカレーライスを注文。
暖かい山小屋で食べる食事が、何と美味しいことか。

この後テントで濡れた服を着替え、シュラフに潜り込む。
明日は晴れてくれよ、一応天気予報では曇りのち晴れなんだから。

■コースタイム
笠ヶ岳幕営場(09:00)-笠新道分岐(10:00)-秩父平(11:20)-大ノマ乗越(13:00-13:10)-鏡平分岐(13:40)-双六幕営場(14:40)

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2010年9月19日 (日)

笠ヶ岳~双六岳(1日目)

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先日追突された車の修理がやっと終わった。
そしてこの連休に未消化の夏休み+有給1日を使って、9連休の夏休み。
せっかくだから、9/19-21まで久々のテント背負っての山旅へ。
当初の目論見では、新穂高温泉から入山して、双六小屋に幕営2泊ののんびり山行の予定だったが・・・・。

8時ちょっと過ぎに新穂高温泉に到着したのだが、3連休でどこも駐車場は満杯。
結局ロープウェイ乗り場から、一時間近く歩く場所に駐車せざるを得なくなってしまった。
しかしこの人出、これだけの人が入山しているかと思うと、気がめいる。

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出発に遅れ、双六小屋は厳しいかも?ということで、急遽予定を変更して、笠ヶ岳山荘に本日の目的地を変更。
単純に行程時間が短いということで、ルートを変更したが、この笠新道、稜線に出るまでたっぷり5時間余りの急登で、辛いルートでした。
これに比べれば、自転車のヒルクライムのほうがやはり楽かな?なんせ日本では2時間以上のヒルクライムはないからね。

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杓子平に着くと、抜戸岳から笠ヶ岳までのカールが美しく広がる大展望が開ける。
ここまで来ればのんびり歩いても、日暮れまでにはキャンプ地に到着できそうだ。
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久々の2500m級の山岳風景を堪能しながら、写真を撮りつつのんびり歩く。夕暮れに染まりゆく稜線の景色を楽しみながら、5時にキャンプ場に到着。
でも本来5時に到着と言うのは、かなり遅いし、今までの最遅時刻で遅すぎ。
どうやら今日双六小屋に行かなくて正解だったようだし、やはり確実に歩く速度が遅くなっているというのは、年齢か。

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笠ヶ岳山荘は宿泊者で一杯だったようだが、キャンプ場は混んでいるとはいえ問題なく設営できる。
テントを設営していると、今まで日が当らなかった穂高・槍の山並みに夕日があたり、紅く色ずく。思わずカメラのシャッターを何回も押してしまった。
この夕日が見れて、本当にラッキーだった・・・というか今回の山行の唯一のハイライトだったが。

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暮れゆく一日を眺めながら、食べる夕食と珈琲は最高のぜいたく。
日暮れとともにシュラフにもぐり込む。
明日は早起きして、満天の星空でも眺めるとするか・・・。

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■コースタイム
鍋平駐車場(08:50)-案内所(09:30-09:40)-笠新道入口(10:30)-杓子平(14:20)-稜線(15:40)-笠ヶ岳幕営場(17:00)

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2009年10月18日 (日)

尾瀬はやっぱり良かったよ

先週志賀高原で紅葉を見そこなったから、今日は何処へ行こうか?
懸案事項の瑞垣山や大源太山も考えたんだが、やっぱり自転車に乗りたい。
というわけで、月並みだけど自転車も山歩きも楽しめる尾瀬に行くことにした。

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AM5:00に家を出て、いつものように富士見下の登山口に着いたのはAM7:30。
先客は車5台ばかり。
いつも登山客でいっぱいな尾瀬エリアにあって、富士見下から入るこのルートは、いつも静かで気に入っている。尾瀬に入るときは、ここからがお勧め。
林道が長いけど、人のいっぱいいる登山道よりはよほどましである。
今日は林道をルイガノのミニベロMTB MV-5で移動。といっても登りに要する時間は歩くのとあんまり変わらないけど。
林道で出会った人は、1組2人のみで本当に静かな道だ。

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林道の車止めから、台地状の田代原まであたりが紅葉の最盛期。
オレンジ色の光に包まれながらの林道を自転車で進む。
結構傾斜が急で、路面もあまり良くないから、無理せず半分くらい押し歩き。
それでも前回とほぼ同じ、1時間20分ほどで、富士見小屋に到着。
富士見小屋は今日で今シーズンの営業は終了。小屋閉めで忙しそうだった。

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富士見小屋にMV-5を置いてから、そのまま竜宮に向かう。
最初はクマザサと針葉樹の味気ない道だが、標高が下がると黄葉したブナの巨木の森になる。木々の間から、ちらちら尾瀬ヶ原が見えれば、竜宮はもうすぐ。

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落ち葉をカサカサ踏みしめて進むと、急に視界が開け、尾瀬ヶ原の向こうに至仏山が巨大にそびえるいつもの景色が目の前に広がる。
いつものことながら感動の風景とご対面。ベタな風景だが、やっぱり尾瀬は良いなあ。
特にこの時期は人も少ないし気持ちいいねえ。

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たいていは鳩待峠から人が入るので、10時に竜宮だとまだ静かなもの。
休憩所では10人ばかりがのんびりくつろいでいた。
今日は小春日和で、風がそよそよと本当に気持ち良い!
西に至仏山、東に燧ケ岳、この単純な風景が尾瀬の魅力です。

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竜宮から静かな木道をヨッピ川に向かう。こっちの道は初めてだ。
ヨッピ川を渡って、東に向かい東電小屋へ。
ここでトイレに寄ったのだが、ものすごい数のカメムシに腰が引ける。
虫が苦手な人は卒倒しそう。

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尾瀬の小屋は大抵が今日で営業終了。
それでも結構人は泊っていたようで、そこそこ人とすれ違う。

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温泉小屋から来る道と合流する三差路で、コンビニおにぎりを食べてちょっとまったり。
今回は防寒用の上着と、コンビニで購入した食糧くらいしかザックに詰めていない。
しかし自転車を使った快速ウォーキングでは、これくらいの荷物で充分。
おかげで足取りも軽く散歩気分だ。

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見晴らしの旅館街?は、小屋閉めに大忙し。
しかし小型とはいえ、重機は何処から持ち込むのかな???

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見晴らしから、富士見小屋に向かう途中なんだか雲行きが怪しくなってきた。
再びブナの森に入るが、日差しがなくなったので鮮やかさはいまいち。
さっさと急いで富士見小屋に到着。
帰りにアヤメ平に寄ろうかと思ったが、日差しもなくなったので寄らずに帰ろう。

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富士見小屋から再び自転車で、7Km先の富士見下を目指す。
登りはしんどくても、帰りは楽なもの、といっても路面が荒れているので注意が必要。
日差しがなくなっても、紅葉の森を走るのは本当に気持ちがいい。
登りは正直苦しくて、あまり景色を見る余裕がなかったが、下りは思う存分紅葉を堪能。
なんせペダルはほとんど踏む必要がないからね。

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途中カエデの巨木を見つけたり、写真を撮ったりとたっぷり紅葉を楽しめた、満足満足・・・で車に到着。
・・・とここでやめておけばよかったものを、まだ時間が早いからと、照葉峡に寄ってみた。
この照葉峡から坤六峠は、車、バイク、自転車と何度か通ったことがあるが、紅葉の時期は初めて。
で来てみると、いるわいるわ車がいっぱいで、ところどころ渋滞している。
確かに紅葉はきれいなんだけど、渋滞が気分をぶち壊し。
路肩に停めている自分の車が渋滞原因になっているとわかっていながら、そのすぐそば平気で写真を撮り続ける信じられない無法者が多数。
あんただよあんた、ハリアーに乗った中年夫婦。
なんだなんだ・・・この狭い道にロールスロイスが入ってきた。
周りきょろきょろ、分かれ道でウィンカーも出さず突然道の真ん中で止まって、どっちに行くか迷っているおばちゃん。
狭い山道に、いかにも普段山道を走らない人が大量に押し掛け、迷惑な大渋滞。
山道に慣れている人なら、何の問題もないんだけどねえ。

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この後高速に乗るのも遅れて、大渋滞に突入。
やばい、娘と約束した夜のお祭りに間に合わない~。
それでもなんとか7時に着いて、夜の祭りに間に合って娘との約束を守れたのでした。
めでたしめでたし。

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富士見下(7:30-7:40) - 自転車 - 富士見小屋(9:00) - 竜宮(10:00-10:10) - 東電小屋(10:50-11:00) - T字路(11:15-1130) - 見晴らし (11:45) - 富士見小屋(13:15-13:40) - 富士見下(14:15)

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2007年11月25日 (日)

ミズナラの森で味噌煮込みうどん

山友の sizuku さんの案内でかねてからの懸案、奥多摩巨樹ツアー第一弾、金袋山のミズナラに行って来た。
まずは、日原鍾乳洞横の、一石山神社脇の山道を登って、燕岩の上に向かう。
ところどころ道標やベンチなどあり、一応登山道らしきものはあるが、落葉で道は覆われ、判然としない。
またかなりの急斜面を直登ぎみに登るので、枯葉が積もるこの時期、足元が滑って不安定だ。
登りはなんとか登れるものの、下りは絶対やめたほうが良い。
少し前まで紅葉の真っ盛りだったこの尾根も、今は名残の紅葉が少し残るだけ。

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1時間ほど登ると、一石山の鞍部に着いた。
ここから少し東に歩き、燕岩上部にひょっこり出る。
ここが本日唯一の展望台。
鷹ノ巣山から天目山にかけての眺めが開ける。
と言っても、奥多摩方面の山の同定はさっぱりなんだけど。

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ここから、金袋山までは、気持ちよい広葉樹の尾根歩き。
ミズナラやナラ、ブナの巨木がちらほら散見される。
そのうちなだらかで広々とした、人形尾根との合流点に目的のミズナラが鎮座していた。
傾いた樹形が特徴的な、樹齢数百年(推定樹齢バラバラ)の巨樹だ。
ミズナラは、後でゆっくり見ることにして、もう少し先まで進んでみよう。

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尾根をしばらく登ると、人形山、さらに詰めると金袋山に着く。
ほんの少し前まで、この一帯はひどい篠竹に覆われた藪状態だったというが、いまではそんな形跡は何処にも無く、広く何処でも歩けそうな尾根が続く。
最近この辺をおとづれるハイカーも多いらしく、いろんな踏み跡が散在する。
ついその跡についていって、金袋山をトラバースして、そのまま行き過ぎてしまうところだった。
そんなときでもGPSがあるとありがたい。
ピンポイントで方向修正、30mほどの誤差で、金袋山に到着。
ここもまったりして、いい感じの場所だ。

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しばらく休憩して、先ほどのミズナラ巨樹まで戻り、本日の昼飯、味噌煮込みうどんを作る。
と言っても、味にこだわりを持つ、masa さんにお任せで、私は見てるだけ。
最近山ではすっかり煮炊きをしなくなったので、久々こだわりの山食である。
私たち以外には誰もいなく、実に静かで贅沢なひと時。
もっともしばらくたつと、人気の巨樹らしく20人ほどのツアー客が現れたが。

ポカポカ小春日和、のんびりまったり2時間ほど食事を過ごした後、のんびりと帰路につく。
ツアー客は既に帰り、また静かな山道歩き。
一石山から今度は反対側の急斜面を下る。
ジグがきってあり、比較的歩きやすいが、こちらの斜面の傾斜もかなりきつめ。
行きも帰りも、尾根から麓まではかなり急斜面の歩行が必要だ。

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ミズナラから約一時間で麓の駐車場に到着。
まだ2時を少し過ぎたばかりだというのに、あたりははや夕暮れの気配。
鍾乳洞付近の広葉樹に日があたって、美しく輝いている。
梵天岩も、どこか中国の山水画の世界を連想するように、すっくと立っている。

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標高差約600m、6時間あまりののんびりまったり山歩き。
ちょっとしたルートファインディングも楽しめ、思いのほか充実の山行でした。
この後、混雑の奥多摩を避け、なぜか名栗のさわらび湯に浸かって一日の疲れを癒したのでした。

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比較的良く歩かれていると言っても、正規の登山道ではありません。
道標もあったりなかったりとかえって紛らわしい。
単なる踏み跡か道なのかも判然としませんから、ある程度経験者向き。
地形の読解は必須で、できればGPS持参が望ましい。

 

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2007年9月25日 (火)

鳥海山(東北旅行3日目)

前々から鳥海山に登りたいなあと思いつつ、なかなか機会が無かったが、東北に一人で来たついでと、鳥海山へと登ることにした。とはいえ、長女が今回の旅行へは行かないと決めた夜、旅行直前に決めたから、たいして下調べも無く、もっとも遠野から近そうな百宅口から登ることにした。

昨夜は道の駅「清水の里・鳥海郷」に車中泊。天気予報は、曇り時々雨のち晴れということで、ちょっと心配だが回復基調なので登ることにした。本当は天気の回復を待って行動したいところだが、本日中に帰宅しなければならないので、のんびりもしていられない。

百宅の集落を過ぎると、道は細いダートの道になる。登山口まで延々13kmのダートは、かなり不安になるが、道は良く整備されておりゆっくり走れば問題ない。

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登山口の大清水には、広い駐車場と綺麗な避難小屋、山荘、キャンプ場があったが、車はなく、他に登山客は一人もいないようだ。綺麗な水洗トイレで準備を済ませ、7:35登山開始。

最初は見事なぶなの巨木が広がる美しい森を進む。がしかしあたりは獣の匂いが非常に濃く漂う。熊の臭いか?と少し心配になるが、熊よけのベルは持参してきていない。仕方ないので手持ちのストックで音を立てながら登ることにした。後にWEBで知るのだが、今年6月には鳥海山麓で、男性が熊に襲われ死亡するという事故がおきていた(恐)。

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まあそんなこを気にしながらも順調に高度を稼ぐ。幸い天気は回復基調で、晴れ間も見え始めた。屏風岩を過ぎ、唐獅子平避難小屋に着くと、展望は一気に広がり、鳥海山も山頂まで見渡すことができる。

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このあたりまで来ると、あたりは草紅葉、木々も色付きはじめ秋様相。風も強く急激に気温も下がり、こちらも秋模様。避難小屋を覗いたらかなり綺麗で、ここに一泊するのも楽しいだろう。ちなみに唐獅子とは写真にあるような、岩が唐獅子に見えるということらしい。

ここからは風が強く、のんびりもしてられないのでさっさと登る。道の傾斜は多少きつくなるものの、基本的には緩やかな草原の道を登る。もう少し時期が早ければ、一帯高山植物のお花畑で綺麗なことだろうが、今は草紅葉。ただリンドウは多く、目を楽しませてくれる。

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そうこうしているうちに稜線に出たら、いきなり猛烈な風。海からの風で雲が湧き上がり西方面の視界ゼロ。体感温度も一気に急降下で非常に寒い。とにかく強風でバランスを崩さないよう慎重に歩いて、10:30 なんとか七高山(2229m)までたどり着く。

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せっかく着いた山頂ですが、あまりに寒いので、簡単にエネルギーチャージゼリーだけ食べて下山開始。下りになったら雲がさらに広がり、視界が悪い。稜線から下りると強風も少しはおさまり、一息つける。しかし海側からの強風と雲の様子では、東側の百宅口から登って正解だったようだ。東側は幸い雲で視界がさえぎられることは無かった。

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昨日同じように下りはストックに体重を分散させながら、ゆっくり下る。鳥海山山麓の大展望とリンドウや草紅葉を楽しみながら、13:00 大清水到着。結局今日は登山中誰一人会うことがなかった。いくら平日とはいえ、百名山で誰一人会わないとは初めてだ。まあおかげで静かな山旅を満喫することができたのだが。

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さてのんびりしてもいられない。大清水で間単に帰り支度をした後、帰路につく。しかし、鳥海山からは簡単に高速道路に乗ることができず、高速道路に乗るまでだけで結構疲れる。山形盆地を縦断して、東根ICで高速に乗るものの、家までまだ350km。ここから家まで遠かった~。

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というわけで3日間の東北旅行も無事終了しました。

参考タイム
大清水(7:35) - 唐獅子平(9:10-9:25) - 七高山(10:30-10:40)
- 唐獅子平(11:45-11:50) - 大清水(13:10)

鳥海山の写真集はこちら

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2007年9月24日 (月)

早池峰山と遠野(東北旅行2日目)

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昨日は早池峰ダムにある道の駅「はやちね」で車中泊。
天気予報によれば、曇りから晴れとのことで、ゆっくりしたくして早池峰山に登ることにする。道の駅をから10kmも車で走れば、早池峰山登山口の河原坊に着く。

連休最終日のためか、車は10台ほどとそれほど多くないが、県外ナンバーが多い。関東からも何台かあるところを見ると、人気が高い山であることがわかる。花の時期はさぞ凄い人出なんだろう。花の時期に登りたいような登りたくないような。

仕度をして7:30に登山開始。当初は娘と登る予定だったので、道の比較的なだらかな小田越コースを考えていたが、今回は一人なので最短距離の河原坊コースを選択。

最初に3度ほど渡渉箇所があるが、雨で増水でもしていない限り問題はない。沢から離れたら急登をグングン登っていく。足場が悪いとかのレポートを見たが、ザレ場ではなく、比較的大きな石で、足場は安定しており案外歩きやすい。斜度も一定なので、こういう斜面はけっこう好きかも。

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森林限界が低いので、すぐに展望が開ける。対面にある薬師岳が美しい。
早池峰山は標高の割りには、岩場も多くアルペン的な高山の雰囲気がある。
先客の5グループほどを追い越し、山頂近くになると秋らしく、あたりが多少色づいてきた。

9:05あっけなく山頂到着。はるばる岩手まで来て登ったのに、ちょっと物足りない感じがするが、標高差900mに満たないので仕方ない。それでも独立峰であたりに高山がないため、展望はすこぶる良い。しかしなにぶん東北の山々はさっぱりわからん。西の高い山が岩木山だということぐらいはわかるが、はたして鳥海山はどれ?

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山頂は20名以上おり、随分賑やかなので、50mほど西に歩いて、適当に静かなところでのんびり。天気は最高、暑からず寒からずで実に気持ちよい。山頂付近の木々はうっすら色づき、草も枯れ草色、本格的な秋ももうすぐそこ。やっぱり東北の山はのんびりしていていいなあ。

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適当に30分ほど休んで、9:35 ゆっくり小田越に向かって下山。登りは自転車トレーニングのおかげで、息も切らさず登れるようになったが、下りの膝の負荷に耐えるようなトレーニングはしていないので、ストックで加重を分散させながら、慎重に下る。下山で膝を故障しては元も子もないからね。

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花の季節にはあたり一面お花畑になるのでしょうが、既に花の季節は過ぎちょっと寂しい。それでも全体的に岩でゴツゴツした山容は意外と男性的で、振り返ったときの姿は美しい。

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だらだらと歩いて、樹林帯に入ると小田越もすぐそこ。
小田越から舗装路を歩いて、11:20 駐車場到着。ありゃあ、半日もかからんかった。
けっして急いだわけじゃないんだけど、せっかくだから午後はあまった、遠野の観光施設券を使って、ふるさと村にでも行ってみるか。というわけで岳でそばを食べて、遠野に向かった。

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参考タイム
河原坊(7:30) - 早池峰山(9:05-9:35) - 小田越(10:55) - 河原坊(11:20)

ふるさと村などという民家を移築した観光施設は正直期待してなかったんです。イラストの資料用の写真でも撮るくらいの軽い気持で入ったのですが、これがなかなか気持ちよい施設でした。
昔さながらに再現された、田畑の間にポツポツと民家が7棟ほど。これが実に美しくて気持ちよい空間になってます。連休最終日もあって人影もまばら。本当に100年前にタイムスリップしたような感じです。

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そして民家の屋内に入れば、綺麗に片付けられた板の間や、懐かしい縁側が。私にはかすかに母方の実家が、こんなたたづまいだったような記憶があります。子供の頃は薄暗い屋内がなんとなく恐かったのですが、今見るとなんとも光と影が美しく思われます。こんな家なら確かに「ざしきわらし」もいるかもね。
ここは予約をすれば、そば打ちや陶芸、染物などさまざまな体験ができる施設です。こんな民家で一日のんびり、陶芸なんかをやってみたら素敵でしょうね。

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たっぷり東北のふるさとを堪能したあとは、本日も水光園のお風呂で汗を流しました。
明日はいよいよ旅の最終日、鳥海山に登ります。ちょっと天気が心配ですが、とりあえず鳥海山の山麓の町、鳥海町に向かいました。

3日目に続く

写真集はこちら

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2007年7月 8日 (日)

アヤメ平

ちょっと前の天気予報は雨だったけど、今日の天気予報は曇り。
予想より天気は良さそうだから、長女とアヤメ平へ向かった。
ここは尾瀬の一角だけど、比較的空いていて、手軽に山上の湿原が
楽しめるところ。
富士見峠まで、林道なので雨が降ってもそこそこ快適に歩けるので
梅雨のこの時期にはうってつけのコースでけっこう気に入っている。

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せっかくだから娘と尾瀬ヶ原もいいかなと最後まで悩んだけど
鳩待ち峠へ向かうバス停で待っていた、やる気満々の中高年登山者の
集団を見たら、気持が萎え~てことで、やっぱりアヤメ平へ向かう。

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富士見下の駐車場には前客の車3台のみ。
結局富士見峠の小屋まで、1グループにすれ違ったのみで静かな林道歩き。
ゆっくり歩いて2時間半。
しかあし、富士見田代で休もうとしたら、先客の中高年の集団が。
それも100m手前からもわかる大声で盛んに喋り捲っている。
さらにアヤメ平でも似たような集団が・・・、ここは居酒屋か?
この喧騒さえなかったら今回のお散歩良かったのにねえ。

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天気は曇りで時々薄日が差す程度、標高が低い尾瀬ではこれくらいが暑くなくて
ちょうど良い。湿原に霧が流れて、涼しいことこのうえない。
高山植物の花々も、今がちょうど盛りを迎えたところ。

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娘は登りで足をちょっと捻ったようで、アヤメ平で引き返す。
アヤメ平と富士見田代で2時間ほど昼食とってのんびり。

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あとはゆっくり2時間半かかって、ちょうど富士見下に2時半到着。
帰りは水上方面へ向かい、湯の小屋温泉でお風呂を浴びて帰宅です。

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2007年5月14日 (月)

理由あって榛名

理由あって榛名山に行ってきました。
新緑がきれいですなあ~。
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2006年10月14日 (土)

自転車乗り的山登り

ロードバイクに乗り始めて、一番感心したことは、ハートレートモニタの活用です。
山の雑誌もちょくちょく買うのですが、ハートレートモニタという記事はとんと記憶がありません。
トレイルランニングではちょくちょく活用されているようですが、こんな便利なものをなんで登山で活用しないのかなあ?
あとロングライドのテクニックで、水分とエネルギーの補給テクニック。
登山では通常ここまで神経質になることはないのですが、胃弱の私が体を動かし続けるためには、かなり有効なテクニックには間違いない。
まあそんなわけで、ハートレートモニターを装着して、ハイドレーションパックにグリコのCCD+アミノ酸ゼリーで、八ヶ岳の南端、権現岳に登ってきました。

朝7:20に観音平を出発。あたりは霧で天気はいまいち。
天気図では高気圧に覆われ、どうみても晴れなんだけどなあ。
1500mの観音平の紅葉は、だいぶ進んだが今一歩か。

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心拍数を140から150の範囲にキープし、ずんずん進む。
別の登山者をパスするときつい160くらいになってしまうので、一旦140くらいに下げる。

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8:45 あっさり編笠山に到着。
これから登る権現岳や赤岳、阿弥陀岳のパノラマがバーンと広がる。
あまり休むと、足に乳酸が溜まる?ので5分程度で出発。
常に動き続けるのは、自転車流。当然休むのも歩きながら心拍数を下げる。
権現岳山頂付近は、少し慎重に行動しなければならないので、心拍数を120-130に下げて行動。
この辺は眺めも良いので写真を撮りながら。
赤岳や阿弥陀岳方面は、雲が随分わき始め、もうすぐ完全に隠れそうだ。

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ギボシ付近でたくさん写真を撮って、到着が遅れたが、10:10くらいに山頂到着。
岩の向こうは断崖絶壁。おお恐~。

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山頂に10分ほど休んで、10:20 下山開始。
三ツ頭から、権現岳を振り返る。
すでに赤岳は完全に雲の中。そして尾根は完全に雲に覆われる。
時間的にちょうど良かったみたいでラッキー。
三ツ頭から、気持ちの良い原生林の中の下り道。
斜度も適度で、土も少しフカフカしてやわらかく、下りやすい道だ。
結局出発地点の観音平には12:20到着。
ちょうど5時間の行程。意外と速かったな。

ハートレートモニターはやっぱり便利。
最良のペースで歩けるので、結局は速くて楽チンだ。
山登りにハートレートモニター、ぜひお試しあれ。

レポート(その1)はこちら
レポート(その2)はこちら

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