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2015年12月20日 (日)

長崎県黒島

佐世保市を訪れるようになって知った「坂道のアポロン」というアニメがある。
1960年代の佐世保が舞台の、学園&ジャズ漫画。 原作は小玉ユキ、佐世保市が出身ということで、アニメ全般に1960年代の佐世保の美しい風景がふんだんに登場する。
そのアニメの感動のラストシーンが、今回の旅先、黒島天主堂。
「坂道のアポロン」を知らなかったら、黒島へも生涯訪れることはなかっただろう。
黒島天主堂には、相浦から小さなフェリーで50分の船旅。
 
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冬ということもあり、観光客らしき人影はいっさいなし。
おかげで天主堂にはただ一人、思う存分堪能することができた。
クリスチャンでもない自分が、教会で時間を過ごすことなんて一度もなかったが、荘厳な礼拝堂にたたづむと、自然と畏敬の念を抱かずにはいられない。
感情的には、いつものように一人荘厳な仏前にたたづむようなものである。
残念ながら礼拝堂の撮影は禁止だったので、絵ハガキの写真を記念として購入した。
 
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天主堂を後にして、歩いて10分ほどのところにある、この島唯一のカフェ海咲へ。
予想どうり客は自分一人。 外観は食品工場の一角を使用しているので、少し風情はないが内装はウッディな居心地良いもの。
海鮮和風パスタと珈琲をいただきながら、ひとしきりお店のおねーさんと楽しく雑談。
この島の住民の9割はクリスチャンで、毎週日曜日には50-60人が天主堂のミサに集まるのだとか。
あとはこの島の暮らしだとか、もろもろ。
 
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あまり話しこむと、島を巡れなくなりそうなので、話をほどほどに切り上げ、島の散策を再開。
島の南側は断崖絶壁の上に、開拓村の家屋が点在していた。
昔ながらの防風林に囲まれた古い家屋に、畑が点在するこの島独特の風景が広がる。
そのほとんどが、昭和30年代からほとんど変わっていないのではないかと思われる古民家ばかり。
佐世保市の人には、黒島行っても何にもないでしょうと言われたが、これほど古い集落の風景が残っているところは、日本でもあまりないのではないか。
山上集落を巡るのがライフワークの私には、楽しくてたまらない風景だった。
 
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ひとしきり日本の原風景の撮影を楽しんだ後、また小さなフェリーに乗って黒島をあとにした。
今日は黒島で自分らしい旅ができて、満足満足。
「坂道のアポロン」の最終話。興味があれば是非全編見て欲しい。
ちょうど今60歳くらいの人には、感涙ものかと思います。

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