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2013年8月25日 (日)

ツールド妻有2013 (当日) ★★★

美しい田園の中をロードバイクで駆け抜けるのが妻有の醍醐味!

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朝4時半起床、昨夜は早く寝たので早朝でも爽快。
宿から眺める東の空が、しだいに赤く染まっていった。

十日町への最短距離の道は幅が狭く、車では走りにくいので一旦六日町方面に下り、県道76を経由して、ミオン中里に向かう。
ミオン中里から少し離れた駐車場に、6時チョイ過ぎ到着。
駐車スペースには、まだ余裕があったので一安心。
でもここにはトイレがないから、かなり不便。
ミオン中里のトイレは混雑必須だったので、逆方向になるが十日町市役所支所のトイレを借りることにした。
トイレに先客がいなかったので、すぐに用をたしてスタート会場へ。

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スタート会場では、集合写真の撮影中だったが、無理に入ることもない。
人数もさほど多くないので、皆さんのんびりムードでスタートに備える。
天気は曇を予想していたが、一日をとおして晴れ時々曇りといったところ。
朝は涼しかったが、昨年ほどではないにしても、日が昇ればそれなりに暑そうだ。

7時に順次20人程度の集団でスタートしていく。

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市街地を抜け、清津川の左岸を上流へと進む。
まだまだ涼しく登りの道も快適そのもの。
清津川の右岸に渡るところで最初のエイドステーション西田尻だが、さすがにここは近すぎるし、提供されたバナナは苦手なので、ドリンクだけ頂いて次に向かう。

国道353は下り基調で快適に飛ばせる。
本日のMAX72.9km/hはここで記録か?
この道全力で漕がなくても、これくらいのスピードは軽々出てしまう。

快適な下りのあとは、若干坂を登って、第2ASのベルナティオ。
ここでは笹団子、レモン、プチトマト、きゅうりといったものをガッツリ頂く。
広々とした眺めの良い快適ASだ。
このあたりまでは路面も綺麗で、気温も低めで走りやすいので、それなりに頑張って漕いでみたが、このあとはマイペースでいこう。

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一旦十日町の信濃川沿いの道に下り、権現山方面へ向かう。
昨年は信濃川沿いの道を北上してから、坪山峠へ直接登ったが、今年は尾根伝いを坪山峠に向かう。
鉢のASでは、待望のスイカが嬉しい。このあとはひたすらスイカを食べていたような。
権現山から坪山峠に向かう尾根伝いの道は、細かい上ったり下ったりを繰り返す嫌な道だった。
路面も荒れており、水も流れていて落車も発生したようだ。

坪山峠のSAに着く頃には、日差しも結構強くなってきた。
なんか暑さにやられそうな、嫌な予感がする。

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ここまでくれば、昼食をとる能舞台ASもすぐそこだ。
坪山峠を下るあたりから、このコースの特徴づける美しい棚田が現れる。

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皆さんと別れ、少しコースから外れて、道の駅せんだでトイレ休憩。
トイレのあと、一人皆さんを追いかけ、苧島ASで無事合流。
ここでは待望のガリガリ君のエイドを頂く。
気温も随分上がってきたので、ほんとこのエイドはありがたい。

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農舞台ASでは昼食を兼ねて長めの休息をとる。
昨年は暑さでやられてほとんど何も食べられなかったが、今年は暑さにやられることもなく、そば、おにぎり、笹団子、トマト、きゅうり、大学芋、漬物、オレンジとかなりガッツリした食事をとることができた、というかいくらなんでも食べ過ぎ!
お腹が重すぎて、しばらくうまく漕げなかった。

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農舞台から星峠の棚田まで、前回同様今回も一番しんどかった。
坂そのものはたいしたことがないのだが、この頃には完全夏空に戻り、ジリジリと太陽にあぶられながら、アップダウンを繰り返す道はやっぱりキツイ。

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写真は田野倉の棚田。
ここもけっこう大規模な棚田の風景が広がる。

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なんとかだらだらした走りでも星峠のASに到着。
星峠の雄大な棚田を眼下に、記念撮影。
今回初参加の中氏は、この棚田の風景に感銘を受けていたようだ。
私も10年くらい前から幾度となく訪れている星峠の棚田、今年も見ることができてなんか嬉しい。

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星峠のASを過ぎれば、核心部はほぼ終わり。
あとは下り基調の道のあと、キョロロの横をかすめ、最後の難関五十子平の激坂を残すのみ。
激坂の手前で一旦小休止。
昨年はリヤ27Tだったから登れたが、今年は25Tで厳しいかも?
覚悟を決めて登りだす。
ここから既にASが直接見れるので、坂は案外短い。
登った感じも、あれ?こんなものだったかな・・・・・。
昨年は暑さにやられて、かなりヘロヘロ状態で登ったから、もっときつく感じたが、今年はさほどでもなかったので、予想ほど厳しくはなかった。
ここは押して歩く人がかなりいるので、厳しいイメージができてしまったのかもしれない。

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五十子平の激坂をクリアし、ASで最後の休憩。
このあと一気にゴールを目指すが、最後の長い豊原トンネルを通るコースはなんとかしてもらいたい。
トンネル内の照明が暗く、自転車のライトを点灯していても、途中真っ暗で走るのが怖くなる。
おまけにいつもの縦溝にタイヤがはまりそうになり、自転車が挙動不審になる。
トンネルを抜けてヤレヤレ。
あとは全力でゴールに向かうのみ。
今回は食事もたっぷりとり、曇り気味で既に暑さも随分和らいだので、体力的にはかなり余裕を残している。
最後はちょっぴりスピードを楽しみ、無事集団ゴール。
時刻はちょうど3時くらい。
まあ途中のんびり食べて休み休み走ったので、こんなものだろう。

少し暑い時もあったが、昨年よりは断然気温も低めで走りやすく、純粋に走りを楽しめた。
また来年もお願いします・・・・となるかはまた来年考えよう。

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2013年8月24日 (土)

ツールド妻有2013 (前日)

明日はツールド妻有の開催日。
今回のエントリー仲間は、茶々丸さん、番ちゃん、中さんと私。
前日エントリーで申し込んであるので、10時にピックアップしてもらい、一路エントリー会場へと向かう。
関越トンネルを抜けると、ひどい土砂降りで閉口したが、すぐに雨も降り止んだ。
途中十日町のお蕎麦屋さんで、へぎそばを食べ、ミオン中里でエントリーを済ませ、本日の宿へ向かう。
チェックインは夕方のはずだったが、天気もイマイチだし、特に見物するところもないので、途中買い出しをして、3時前には宿に着いてしまった。
ただし今夜の宿、月乃湯銀峰閣は標高500mの山の上、十日町からは随分細い九十九折の道を登ることになる。
予定よりだいぶ早く宿についたが、快く部屋に通してくれた。
本日の宿泊客は、私たち4人と年配のライダーの5人のみ。
おかげで私たちは6畳2間の部屋を広々と使わせてもらった。

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今日は猛暑もおさまり、ただでさえ涼しいのに、標高500mあるので寒いくらい。
なんにもすることがないので、早速飲み会に突入。
この涼しい部屋で、昼間っから酒を飲む贅沢、下界じゃ味わえない。

いい加減飲んだところで、風呂にでもいくかということで一階の風呂場へ。
ここは鉱泉を沸かして、お風呂を一般にも開放しているようだ。
湯船は同時に4人程度と、あまり広くはないが、涼しげな風が抜ける檜風呂は、とても気持ちがいい。

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風呂上がりは、宿の周りを少し散策。
20件まりの集落には棚田が点在、眼下に魚沼の街並みが広がりとても美しい。
越後三山は、雲の加減で残念ながらよく見えない。
天気が良ければ、素晴らしい風景が広がるに違いない。

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散策を終えると、宿では既に夕食の準備ができていた。
鮎の塩焼き、山菜の天ぷら、お肉にお刺身と料理は美味しく、量もちょうどいい。
中でも絶品なのが、魚沼産コシヒカリのお米だ。
新米ではないが、この美味しさに皆感動。
おかずがなくても、充分甘く美味しいのだ。
ついついおかわりして、お腹いっぱい、満足満足。

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普段なかなか体験できない、大好きな山上集落の宿に泊まることができて大満足。
中さんなどは、しきりに感動して、この宿だけでツールド妻有に来た価値があると大満足のご様子であった。

部屋に戻ってもうひと飲み、まあ明日はレースじゃないからのんびり行こう。
某氏のいびきも、広い部屋の襖を閉めれば問題なし。
涼やかな風が抜ける快適な部屋で、ぐっすり朝まで寝ることができた。

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2013年8月21日 (水)

祇園散策と建仁寺 ★★★

夏休みをとって久々家族旅行に出かけた。
目的地はUSJ・・・て、また大阪かよ。
今月は半分大阪出張だったから、正直大阪は敬遠したかった。
なんだかんだと理由をつけて、初日は京都で過ごすことにした。

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今回利用したツアーは、JR東海が販売している、ぷらっと旅のパック。
新幹線はこだまを利用するのだけれど、2泊ついて大阪往復23000円と格安。
東京-大阪をこだまだと4時間かかるが、それさえ問題なければ超お得。
ホテルも新大阪近くの東急インで、なかなか良かった。
本来は京都駅での途中下車は禁止らしいのだが、問題なく改札口を通過。

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京都駅で昼食をとったあと、電車で祇園に移動し、お土産ショッピング。
花見小路を抜けて、建仁寺へ。
ここで家族にも一緒に拝観を誘ったのだが、嫁も娘も興味ないとのことでパスされた。
こういうことに興味あるのは、長女だけか・・・・。
ちなみに長女は美大で日本画を専攻中、大学やサークルが忙しいということで、今回は動向せず。

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建仁寺は、京都で最初の禅寺で、現在は臨済宗建仁寺派の大本山として現在に至る。
伽藍は江戸初期から中期までと、比較的新しいが、禅寺らしく質実剛健的な趣がある。

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この寺の目玉は、国宝に指定されている俵屋宗達の風神・雷神の屏風。
本物は京都国立博物館に寄託されているが、そのレプリカを見ることができた。
レプリカとはいえ、薄暗い室内に浮かび上がる豪華で力強い襖絵には感激。
ちなみにこの寺での写真撮影はどこでもOK、自由に撮影できるのが嬉しい。

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方丈の中庭に広がる「潮音庭」。
限られた空間に広がる石と楓のお庭。
回廊のどこから見ても美しい庭が楽しめる。
今日はムシムシと暑い日だが、拝観者は思い思いの場所に座って庭を楽しんでいた。
時折吹くそよそよとした風が心地よい。

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方丈の表に回ると、枯山水の庭「大雄苑」が広がる。
巨石と白い石のコントラストがおおらかで力強い。
ここでも皆さん縁に座って、じっくり庭を味わっている。
祇園のなかにあるお寺ながら、それほど混むわけでもなく、静かなひと時を過ごせるのは素敵だ。

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法堂は江戸中期の建立。
平成14年(2002年)創建800年を記念して、天井にトップ画像にある小泉淳作により双龍の絵が描かれた。
見上げると迫力ある龍の絵が、天井いっぱいに広がる。

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建仁寺を出て、八坂神社の前で娘たちと合流。
白川通り、花見小路あたりを散策して、甘味処でかき氷を頂く。

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かき氷で少し体はクールダウン。
お店を出たら、なんだか雲行きが怪しい。
急いで地下鉄駅に到着。
東福寺駅で乗り換えたら、土砂降りの雨が降りだした。
稲光もすごく、近くに雷が落ちた轟音が轟く。
大阪に着いた頃には、雨はすっかりやんでいて、冷えた空気が嬉しかった。

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2013年8月20日 (火)

風立ちぬ

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震災で施設が壊れ一時は閉館かと思われた、鴻巣駅ビルにある映画館が先月復活した。
鴻巣市民の税金も投入されたわけだが、これに対してはやむおえないと思う。
駅ビルであるエルミ鴻巣も、赤字続きだというけれど、さすがに駅周辺が以前のように寂れていては、鴻巣市民として住むに耐えられない。

個人的には、市民カードの取得で、通常の映画を1300円で観れるのは嬉しい。
近所なのでレートショー(1200円)も気軽に見に行ける。
会社近くでレートショーを見たら、自宅に帰りつけなかったので、これからはおおいに利用しよう。

利用第一作目は宮崎駿の「風立ちぬ」。
この作品の評価は賛否両論で、それだからこそ観ておきたかった。
少し前、次女が見に行ったのだが、つまらなかったと言ったので、逆に期待感が高まった。

結論から言えば、私にとって宮崎駿の最高作品と言えるものだった。
一部難解という評価もあるけど、全然難解ではなく、非常に素直でシンプルなストーリーだ。
この作品の良さがわからない人は、残念ながら諦めるしかない。
それは感性の問題で、内容を理解が足りないとかいう問題ではないから。

この映画、実に素直に心に入り込み、感情移入できた。
これほど宮崎駿を身近に感じた作品は、他にない。
正直、堀越二郎の声を、庵野秀明が演じたのは最初かなり違和感があったが、途中からそれが自然なんだと思えてきた。
エンジニアはたいがい口下手で、あんなものなんだと思う。
そんなしゃべりがうまくて、人の心を掴むことがうまいエンジニアの方が嘘くさい。
ただちょっと全て人の声で演じた飛行機のエンジン音や特殊効果音はやりすぎだ。
メイキングビデオを見ていたので、人の声にしか聞こえない(苦笑)
どうせなら、ここはリアリティを追求して欲しかった。

タバコを吸うシーンの多さにも、何かと批判も多いようだ。
特に病床の菜穂子の手を取って、タバコを吸うシーンには、批難轟々だそうだ。
タバコが大嫌いで、普段からタバコを吸う人がバカにしか思えない私だが
あのシーンは、全然気にならないというか、ほんとに泣ける名シーンだと思う。
この二人の心情がわからないようでは、多分見てもつまらないだろう。

結局この映画は宮崎駿が自分の創りたい映画を好きなように創ったのだろう。
よって観客のことなんか考えていない、好きな人だけ見てくれればいいやといったスタンスが、ありありと伝わってくる。

堀辰雄の作品が好きで、ミリタリーファン(いづれも30年以上前のことだが)な私には、ほんと最高の作品だ。
レビューで、結構評価がいいコメントが多いのがちょっと意外だったが。

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2013年8月15日 (木)

大阪 住吉大社

8月に入って、出張も7日目、その間大阪往復3回と、かなりお疲れ。
たまには気分転換と、時間を見つけてちょこちょこ徘徊しているのだが、大阪はほんと行くところがない。
隣の京都、奈良、兵庫は行きたい所に事欠かないのだが・・・・。

ちょうどクライアントの会社から、徒歩で20分ぐらいのところにある住吉大社に、朝ちょっと早起きして寄ってみた。
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住吉大社は、全国2300ある住吉神社の総本社で、摂津国一宮、二十二社の一社。
という大変格式の高い神社で、国宝の4殿をはじめ重要文化財も多数。
でもちょっと綺麗で明るすぎるせいか、どこか軽い印象。

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早朝ということもあって、参拝者まばらだが、そのぶん皆さん信心深い方々のよう。
10分ほどずっと拝み続ける方や、何度も走ってお参りする方とか・・・・。

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神社のお参りして、清々しい気持ちでクライアントの会社に向かいました・・・・
ならいいのですが、実際は朝から汗だくです。

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2013年8月11日 (日)

乗鞍岳ヒルクライム ★★★

熊谷周辺では連日猛暑日が続く。
8/10の最高気温は39.3℃。
こんな時自転車で走れる場所といったら、ここしかない。
というわけで、乗鞍岳でヒルクライムを楽しんできた。

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AM3:30に自宅を出発、早朝の道を快適に飛ばし230kmあまり、AM7:00には乗鞍高原の大駐車場に到着。
今日は山頂付近で散策するつもりで、簡易シューズ等をザックに詰め、ザックのベルトの長さを調整しようと、ベルトを引っ張ったら、「ブチ!」とベルトが切れてしまった。
このザックも購入してから10年くらいは経つので、寿命と思えば仕方ない。
結局山頂付近の散策は諦め、ザックなし、ウィンドブレーカーのみを背中のポケットへ入れ、登り始めた。

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今日のペースはそこそこ真面目に走る。
あんまりだらだら走ると、余計疲れることはわかっているので、ケイデンス70、心拍数160弱あたりで、ペースをキープして走る。
予想では1時間半ってところだろうか。

基本的に平均勾配6.1%なので、さほどきついコースではない。
最初はゆるすぎて、ペースがつかみにくいが、次第に勾配がきつくなる。

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最後は少々バテ気味であまり踏めなくなってしまったが、実感としては1時間半ペダルを漕ぎ続けたら、山頂に着いちゃったという感じ。
ちなみにツールド美ヶ原のコースの場合、登るだけでもそれなりに覚悟と気力が要求される。

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わりと朝が早かったから、観光バスやタクシーに若干遭遇したが、全般的には一人で静かに登っていくといった感じで、とても走りやすい。
このコースを自転車で登るのは2回目だから、距離感やキツさなどもわかっているので、ペース配分は問題ない。

山頂直下の残雪エリアで、ちょうど1時間30分ほど、あまり足に疲労感はないが、標高のためか、朝食のとりかたが悪かったからか、少し気持ち悪い。
それでも県境付近で静かにしていたら、体調はすぐに元に戻り、やれやれ。

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残雪の前からは、景色を堪能するため、ポタリングペースでのんびり進む。
眼下には今通ってきた九十九折の道が遥か下から続いている。
下界は気温35度を軽く超えているだろうが、ここ標高2700mの道は暑くもなく寒くもなく、快適そのもの。
夏の楽しみといったら、やっぱり標高の高い峠のヒルクライム、これで決まり。

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県境付近のパノラマ写真、ほんと空の蒼さが気持ちいい。
ベンチでしばし休息している間に、長野県側からも、岐阜県側からも次々と自転車に乗った人たちが通り過ぎていく。

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県境を越え、畳平に行く前に、もう少し岐阜県側に下ってみよう。
前回は平湯まで一気に下ったため、全然景色を堪能する余裕がなかったが、今回は山頂付近の岐阜県側の道をゆっくり堪能。
大丹生岳あたりまでは、比較的平で真っ直ぐな道が続き、絶景を楽しめる。
まさに天空へと続くスカイライン、これほど日本離れした気持ち良い道は他にない。

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観光バストタクシーしか走っていないので、点在するかつての駐車場に止まる車はない。
バスターミナルのある畳平以外は、ほんと静かなものだ。
道の脇には、コマクサやイワギキョウの群落が、忘れ去られたように咲いている。

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2kmほど岐阜県側に下って引き返し、畳平に自転車を駐める。
まずはお約束のソフトクリーム、それなりに体力を使ったので美味しいこと!

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レストハウスの下には、広大なお花畑が広がっている。
木道が整備されていて、ぐるっと一周できるのだが、今回はビンディングシューズなので、レストハウスの近辺のみを散策。

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ハクサンイチゲ、チングルマ、コバイケソウ、ヨツバシオガマ、ミヤマキンバイ、イワツメグサ・・・・などなど、お馴染みの高山植物が咲き誇っている。

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ひとしきり高山植物のお花畑を鑑賞したら、ぼちぼち下山するか。
11時ごろ下山開始・・・と言っても自転車だからなんのことはない。
上部は豪快なダウンヒルが楽しめたが、下るに従って自転車が次から次へと登ってくる。
自転車のヒルクライムのメッカとは知っていたが、まさかこんなに多いとは。
今日はイベントがあるわけでもないのにこの多さは尋常じゃない。

そのうち前を走るタクシーに追いついてしまい、追い越せない(マナーとして追い越し禁止)し道も荒れてきたので、あとはタクシーの後をゆっくり走る。
しかし一部自転車が横に広がって走ったり、完全対向車線を走ったりで、ひどいマナー。
タクシーもブラインドコーナー出口で、何度も急ブレーキ。
こんな状態だと、そのうち自転車走行が規制されるんじゃないかと心配だ。

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駐車場に着き、自転車を車に収納。
しかし標高1500mの高原でも、日向は暑い暑い~!
さっきまであれほど快適だったのに、どうなっているんだこの暑さ。

さて向かった先は、一山越えた白骨温泉
まずは公共の日帰り露天風呂(500円)。
この露天風呂は入口から、30mほど階段を下った渓谷の底にある、野趣溢れるもの。
木の湯船にぬるめの乳白色の湯は、いつまでも入っていられるほど気持ちいい。
目の前には清流が流れ、夏の暑さを忘れさせてくれる。

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風呂上がりのあとは腹ごしらえ。
もう自転車で走らないので、ローカロリーの食事でも大丈夫。
というわけで、やっぱり信州、蕎麦が食べたい。
「投じ蕎麦」の看板に惹かれて、煤香庵(ばいこうあん)へ。
お店の雰囲気も古民家風で、居心地が良い。
しかし残念ながら、「投じ蕎麦」は最低2人前からということなので、冷たい「田毎そば」を注文。
「田毎そば」はそれなりに美味しく、汁まで全部いただいた。
1000円とちょっと高めなのは、この雰囲気と観光地価格として妥当なところだろう。
このお店、お風呂も入ることができて、なかなかよさげである。
ほんと白骨温泉は、良いところだ。
乗鞍岳ヒルクライムと組み合わせることによって、充分満足する一日が楽しめる。

結局2時頃白骨温泉から、帰路についたのだが、やっぱり帰りは渋滞していた。
正直高速道路のノロノロ運転は辛い。
途中高速道路を降りて、下道を走り、帰宅したのは夜の7時ちょっと前だった。
それでも日帰りで、無理なく乗鞍岳ヒルクライムを楽しめた。
やっぱり暑い夏には乗鞍岳に限る、最高!

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2013年8月 9日 (金)

東大寺三月堂と国立博物館 ★★★

大阪の出張帰り、少し時間が空いたので奈良で時間調整。
本当は大阪で時間調整したいのでが、大阪ではオヤジ一人がぷらぷらするところが見つからない。
というわけで、前回法隆寺に続き、今回は奈良公園周辺を散策してみた。
今回のテーマはズバリ仏像。

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さすが東大寺周辺は、大勢の観光客で混雑気味。
ここでは日本人より海外からの観光客が多いくらい。
もっともこの夏一番の暑い日には、日本人なら外に出かけないか。
近鉄奈良駅から東大寺まで歩いただけで、汗だらだら暑さが体に堪える。

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東大寺大仏殿は2年前に拝観しているので、今回は大仏殿から二月堂、三月堂方面へ向かう。
こちらは人影もぐっと減って、静かな夏の境内が広がる。
汗だくになりながら階段を登ると、三月堂(法華堂)だ。

拝観料500円を払って、堂内に入る。
そこには全て国宝10体の仏像が立ち並ぶ、荘厳な世界が広がる。
私の目的は、その中の四天王像と2体の金剛力士像。
いずれも奈良時代に多く見られる脱活乾漆造で、どことなく素朴で力強い仏像だ。
これだけ巨大な武神像が立ち並ぶ空間は、圧倒的な力強さと荘厳さを併せ持ち、いつまでも見ていたいと思わせる。
堂内は写真撮影禁止なので、写真はパンフレットから拝借した。

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三月堂の次は二月堂へ向かう。
二月堂は江戸時代初期の再建だが国宝に指定されている。
拝観料はかからず、高台にあり、張り出した舞台からの眺めは雄大。
古には、大仏殿の向こうに奈良の都が広がって見えたのだろうと、想像するのも楽しい。

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二月堂から大仏殿の裏手に続く道は、土壁の塀と石畳の趣深い道。
この暑さ、誰も散歩どころじゃないので、ほとんど人影はない。

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静かな境内を散策して、大仏殿の入口に戻ってくると、再び観光客の喧騒の中。
さて本日もうひとつの仏像拝観、奈良国立博物館で開催されている「みほとけのかたち」展を見に、博物館へ向かう。

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国立博物館では、特別展と仏像館で合計170体あまりの仏像を鑑賞。
さすがにこれは多すぎで、かなり疲れた。
で特に印象深かったのが、写真の京都・海住山寺の重要文化財四天王像。
鎌倉時代の作品で、40cmほどの小さな仏像だが、その表現の豊かさと精密な描写は特筆もの。
現代のフィギュアといっても、全然遜色ない素晴らしい作品。
仏像はやっぱり静かな仏より、躍動感いっぱいの武神が魅力的だ。

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たっぷり1時間半かけて珠玉の仏像を堪能したあとは、興福寺境内へ。
時間に余裕があれば、阿修羅像にでも会っていくのだが、既に閉館していた。
やっと傾いた太陽だが、まだまだ暑い。

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傾いた西日が、興福寺の五重の塔を赤く染める。

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奈良公園一帯をロウソクの炎で演出する燈花会が開催中。
このイベントを見れないのが少し残念。

お土産は吉野葛饅頭、これが家族に大好評、翌日美味しくいただいた。

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2013年8月 3日 (土)

上野村 古民家カフェ yotacco ★★

個人的にかねてからの懸案、上野村にある古民家カフェ、yotacco に向かった。
志賀坂峠を越えて片道100km、往復200kmなのでかなり厳しいものだが、ぜひ自宅から往復を実現させたかった。

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天気予報の本日の最高気温は30℃、なんとかこれなら走れるだろう。
走行距離が200kmといっても、夏は日が長いから時間的には余裕がある。
と言っても、8:00スタートはちょっと遅すぎか。
いつものように荒川沿いの裏道を寄居まで走るが、まだ暑さもそれほどではなく快適に進む。
寄居から荒川の右岸に渡り、長瀞親鼻まで県道82号線。
親鼻から県道43号、フルーツ街道を走る。
寄居からのこのルートは、皆野の市街地を除いて道が良くて交通量が少なく、自転車で走るにはいい道だ。
途中フルーツ街道ではカカシ祭りが開催中。
写真はアマちゃんとうなぎ犬、そのほか今年話題のキャラ多数。

道は良いのだけど、日陰がなくて自転車には結構厳しくなってきた。

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吉田町から小鹿野に抜けて、コンビニで一休み。
ここから本日の難所、志賀坂峠への道となる。
小鹿野から奥は、自転車での往復がきつくなり今まで自転車で足を踏み入れたことがない未知の領域。
峠の登り口までは、緩い上り坂が川に沿って延々と続く。
しかし狭い谷筋に入ってしまえば、川のおかげで天然クーラーの涼しい道となる。
峠付近はさすがに道は少し狭いが、全般的に路面状況もよく交通量も少ない。

滋賀坂峠の核心部は、標高差300mあまりで勾配は5-6%といったところ。
坂もそれほどきつくないし、木陰の道をゆるゆる進む。

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峠には、200mほどのトンネルがあり、トンネルを過ぎると群馬県神流町となる。
快適に下っていくと、何やら人が崖を見上げている。
これは恐竜の足跡の化石?であった。

国道299は神流川とぶつかり、そこからさらに川上へと向かい長野県に至る。
目的地の yotacco は道の駅上野の近くということだったので、道の駅まで自転車を走らせた。
道の駅のインフォメーションで yotacco について聞いてみると、やはりすぐそばに道案内が出ているとのこと。
道案内に沿って行ってみると、西上州の典型的な古民家があった。
看板も何もない、本当に古民家そのものをカフェにしたようだ。

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実は昨年の5月、御荷鉾スーパー林道をツーリング中、偶然 yotacco さんの奥様に声をかけられ、でオレンジをご馳走になって、古民家カフェを準備中ということを知ったのでした。
http://hikicyari.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/75km-2788.html
ランチは、野菜が引き立つ素朴なメニュー一点のみ。
メインはしいたけのおから詰め。しいたけ嫌いの私でしたが、意外にも美味しくいただくことができた。
そのほか yotacco さんの畑で採れた野菜を生かしたヘルシーなもの。
とても美味しくいただけたのですが、いかんせん自転車の走行と暑さで胃が疲れきってしまい、全部は食べることができませんでした。
次回は体調を整えて、完食したいと思います。

yotacco の旦那さんは、世界各国を自転車で回ったという自転車フリーク。
秋には西上州から信州にかけてのツーリングイベントを計画しているとのこと。
また自転車で来店してくれたお客さんに、特典を考えているらしい。
しばし自転車談義して、お店をあとにした。

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カフェから神流川沿い下り基調の道を快適に走るはずであったが、意外とアップダウンが多い道であった。
そして最後に神流湖で60mほど登らなくてはいけない、これが結構体に堪える。
相変わらず日差しが強く、暑くてうんざり。
道の駅おにしで、休憩しかき氷でクールダウン。
ここから完全の下界、集中力もとぎれ走りもだるい。
児玉市街で走行距離は150kmを越え、さすがに厳しくなってきた。
いつもの荒川沿いのサイクリングロードに入れば、ほっと一安心。
最後は吹上のパノラマ公園で日暮れまで昼寝して、涼風を楽しむ。
日も沈み、やっと涼しく走れるようになったので、涼を楽しみながらのんびり帰宅した。

家を出るときは体重64.5kgが帰宅時は61.6kg。
約3kg減は過去最高じゃないか?
まあほとんど水分だけど、消費カロリーは3000kcalだから、400gは確実に減ってるはず。
(7000kcal - 1kgとして)

道も自転車向きの快適ルートだし、ダイエットにはいいコースだ。
ただ暑いのだけは勘弁、やはり春か初秋にお勧めルートか。

走行時間 8:04
走行距離 196.92km
平均速度 24.4km/h
最高速度 63.7km/h
平均ケイデンス 76
平均 心拍数 129
最大心拍数 171
消費カロリー 2991Kca

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2013年8月 1日 (木)

法隆寺 ★★★

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ここのところ大阪出張が続く。
ちょっとだけ午前が空いたので、法隆寺まで朝の散歩。
宿泊している天王寺から、法隆寺駅まで30分ほどだからほんとに近い。

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法隆寺駅に降り立ったのは、朝の7時。駅から法隆寺までは20分ほど歩く。
南大門から境内に入るが、平日の朝ということもあって、参拝者は数人ほどしか見当たらない。
世界遺産にも指定されているというのに、静寂そのもの。
開館は8時からなので、しばらく伽藍の外を散策。

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法隆寺の西には、古い土蔵や土壁の家屋が立ち並び、なかなか良い風情の街並みが広がる。
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8時に法隆寺の拝観が始まったので、伽藍の中に入場する。
法隆寺は確か中学の修学旅行以来だから、35年ぶり。
中学の頃には感じなかった、荘厳で圧倒的な存在感が素晴らしい。
朝の一番乗りだから、伽藍にいるのはほんの数人。
俗世界とは、隔絶した世界を感じることができるとは、結構幸運なんだろう。

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世界最古の木造建築群として、つとに有名な法隆寺の伽藍。
1400年前に、こんな巨大な建築を見た人々はどんな思いをしたのだろう。
金堂の中には、写真でもお馴染みの本尊が祀られている。

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美しくも、どこか無骨で力強さを感じる五重塔。

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灯篭を中心に、左右に大きく広がる講堂。

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西伽藍の建造物の他にも、三経堂、聖霊院、食堂などなど、多くの国宝や重要文化財などが点在する。
それにしても静かな境内、といっても蝉の声が盛大に聞こえるのだが、なぜか夏にはそれが静寂感を引き立てる。

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西伽藍の次は、大宝蔵院を見学。
ここには多数の国宝や重要文化財の仏像やら工芸品が展示されている。
そしてこの中の主役は、なんといっても百済観音像。
スラリとした長身の観音様が優美に佇んでいる姿は、ほんとに神々しい。

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東伽藍では、夢殿を見学。
まだ少し時間があったので、お隣の中宮寺へ。
本来中宮寺はもう少し東にあって、法隆寺と対をなす大伽藍の尼寺だったらしいが、今では法隆寺の一角にひっそりと佇む。
しかしこの小さなお寺の本尊、菩薩半跏像は飛鳥彫刻の最高傑作として、大変有名な仏像。
仏像の画像はこちらで
この仏様、昨年訪問した京都広隆寺の弥勒菩薩とよく比較される半跏像で、どちらも優美な微笑みをたたえている。
どちらも素晴らしく美しい仏像だが、個人的には中宮寺の菩薩半跏像のほうが好みではある。
先客には女性一人がいたが、とても静かな環境でじっくり拝観することができた。

結局2時間半ほどの法隆寺拝観だったが、とても静かで充実した時間を過ごすことができた。
駅に戻ったところで、雨が降り始め、数分後にはあたりは土砂降り。
雨の降る中、電車で仕事先に出向いた。

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