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2011年5月29日 (日)

雨の散歩(榛名神社とゆうすげの道) ★★

先週そろそろ梅雨かなって書いたら、今週はもう梅雨入りしてしまった。
梅雨の時期はなかなか自転車に乗れないけど、雨の散歩にはいい時期です。

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まずはドライブがてら榛名神社に行ってみる。
今日はちょうど幽玄の杜音楽会があるようだけど、雨の榛名神社はまさに幽玄の杜。
しっとり落ち着いた静かな雰囲気と、荘厳な社が静かな世界へいざなう。
雨でも意外と多くの人が参拝してました。

 

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榛名神社は二回目だけど、かれこれ20年以上前だから、ほとんど記憶なし。
こんな素敵な場所だったんだと、しみじみ~。
雨なので、少し写真が撮りにくかったけど、雰囲気自体は雨のほうが好きかも。
やはり雨に煙る杜ってのが、水墨画の世界みたいで素敵です。

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ひとしきり榛名神社で、散策したあとは、榛名湖畔まで登って、ゆうすげの道をメインに散策。
このルートは晴れていれば、お手軽過ぎてちょっと歩く気がしないのだけど、雨の中では高低差も少なく非常に歩きやすい。
何より散策中、歩く人には誰にも会いませんでしたから、静かな道が好きな人には好都合。
以前は湿地だったようですが、今では乾燥が進み、草原になってしまったのが残念。

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山つつじは、咲き初めでまだつぼみが多い。
来週には見ごろを迎えるのではないかと思います。

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磨墨峠(するす峠)付近のあずまやで、珈琲豆をひいてドリップ。
あずま屋で、雨の音を聞きながら珈琲を入れるというのはとても落ち着く。
美味しいパンと一緒に珈琲をいただく至福の時。
ちょうどあずま屋の周りだけ、山つつじが咲いていました。

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森の小道、雨にぬれた新緑がとても鮮やか。
ヤセオネ峠から、オンマ谷まで足をのばしたかったのですが、雨脚が強くなってきたので、今日のところはここまで。
つつじの道を通って、出発地点まで戻ります。

この後伊香保温泉にでも寄るつもりでしたが、台風が近づいているということで、素直にこのまま帰宅しました。

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2011年5月22日 (日)

大野峠と椚むら

昨日の走行で、なんとか山も登れそうだったので、大野峠に行ってみた。
午後から雨ということだったので、麓のときがわ町まで車で移動。
朝もそこそこ早かったので、大野峠は人影もなく静かな登りでした。
約一カ月前に登った時より2分ほど遅め、美ヶ原に向けて少々心配。

このあといつものように堂平の天文台に向かう。
いつもながら朝一番の山の上は清々しくて気持ちいい。
天気は爽やかに晴れわたり、天気の崩れる気配なし。

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そうは言っても、携帯電話で見る雨雲レーダーは確実に雨の予測。
一旦下りて今日のお昼処、椚平にあるくぬぎむら体験交流館に向かう。
ここは、廃校になった小学校の跡地にあるうどん屋さん。
昔懐かしい雰囲気を味わいながら、ごまだれうどんをいただく。
山菜の天ぷらも美味、一人静かに過ごす贅沢な時間だ。
あたりは初夏の小鳥のさえずりで、とても爽やか・・・といっているうちに
雲行きが怪しくなってきた。

急いで山を下って、自動車に自転車を積み込む。
まだ時間が早いので、いつものときがわ四季彩館でひとっ風呂。
露天風呂から眺める森は、ざわざわと枝が風に揺れ、いよいよ雨の気配。
といっているうちに雨が落ちてきた。
露天風呂で味わう、雨の匂いってのもなかなかいいものだ。

もうすぐ美しい雨の季節です。

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今回の走行距離 45.6km
総合走行距離 18064km
前回との差 46km

今回の募金額 460円 + α
募金合計 8200円

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2011年5月21日 (土)

陣見山から長瀞(140km) ★★

足の肉離れから3週間、そろそろロードバイクに乗れるか?
FF21のバンチャンのお誘いもあり、なべさんと3人で、寄居から陣見山経由で長瀞を目指す。
いまだ足が本調子じゃないので、まあ行けるとこまでで、後は別れて帰ってくればいいかと、気軽に参加。

久しぶりの塾長との走りに、平地で体力を使い果たし、陣見山の登りではヘロヘロ状態。
幸いたいして急な坂があるわけでもないので、何とかクリア。
山から下った後は、先日寄った葡萄畑にあるイタリアンレストラン kan に向かう。
kan に着いたが、オープンの12時ということで、それまで少し時間がある。
今日は朝から気温がぐんぐん上がり、まるで夏のようなので、長瀞名物、天然氷のかき氷でも食べようと上長瀞の阿左美冷蔵 金崎本店へ向かう。

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前から気になっていたが、寄る機会がなく今回がお初。
いつもは行列ができるということだったが、今日はすんなり席に案内された。
お店は雰囲気あるレトロな和風住宅で、その庭に置かれた涼しげなテーブルに座ってかき氷をいただく。
私は白桃をオーダーしたのだが、これが今まで食べたことのない絶品。
氷はふわっと柔らかく、普通のかき氷と全然違うし、白桃の蜜のスッキリした味わいがとても美味しい。
バンチャンのたのんだイチゴはちょっと甘すぎかな?

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かき氷の後は先程の、kan に戻って昼食。
トマトの冷製パスタをたのんだのだが、かき氷でお腹が膨れたのと、疲労のため胃が疲弊して、食物を受け付けなくなってしまった。
ううう、またもやこれ以上食べると気持ち悪くなりそうなので、かなり残してしまいました、ごめんなさい。今度またお腹を空かして食べに行きます。
帰りの山越えコースはしんどそうだったので、同行していただいた、二人と別れ、長瀞の河畔で一時間ほどお昼寝タイム、何とか体調も元に戻った。
こんな日には、荒川でカヤックが気持ちいいだろうなと、少し羨ましくなった。
ここのカヤックスクールに2年ほど通ったのは、もう10年近く前の事になってしまった。
今度家族でラフティングなんか、いいかもしれない。
この後いつものように荒川沿いを下って、帰宅しました。

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今回の走行距離 142.7km
総合走行距離 18018km
前回との差 238km

今回の募金額 2380円
募金合計 7580円

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2011年5月18日 (水)

「岳」、良かった~

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オフィシャルサイトはこちら

本日帰宅途中と言っても会社の隣だけど、「岳」を見てきました。
原作も読んでないんだけど、一応北アルプスが舞台と言うことで期待せずに見に行ったのですが、これが良かった。
あまり山の実体験が無い人には、詰め込み過ぎで話が判らないかもしれないけど
ひとつひとつのシーンが、擬似体験としてすぐに入りこめる。
特に今まで生きてきて、山で知人を亡くしている体験がある人なら、きっと涙が止まらないのではないかと思う。
やはり絶対山で死んではいけない。
さいわいチキンである私は、いままで生きてこれたのだが、山では何があるかわからない。
先日も些細なことで、足の肉離れをしたが、これが一人雪山に入った時だったらとゾッとした。
最もリスクから考えたら、ロードバイク乗っている時のほうが危険だろうなと思う。
先日ジロデイタリアで、一人選手が亡くなったし。
まあ何事も、リスクがあるから遊びは面白いのだけれど。

リスクについてもいろいろ考えさせられた割には、説教臭くないのがいいところ。
それでもやっぱり山登りに行きたくなった。
絶対お勧めの映画。

ただねえ、厳冬期の雪山であの行動の速さはありえませんね。
撮影や興業を考えると、まあ仕方ないけど。
厳冬期の雪地獄、自分だったら100mでアウトかな、いまだに想像するだけでゾッとします。

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2011年5月15日 (日)

秩父三十四箇所&街角カフェポタ(50km) ★★

GWに肉離をおこしてから早2週間、そろそろ自転車もこげるか?
天気は良いし、秩父三十四箇所もまだ途中だし、車でドライブしたいし
秩父のカフェにも行きたいし、というわけで、やってきました秩父。
秩父三十四箇所の札所は、2年半前の続き【第十番】萬松山大慈寺から。
札所で震災者のご冥福を祈るのは、平泉の時と同じように心が落ち着く。
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【第十一番】南石山常楽寺 はシャガがびっしり咲いていた。
【第十二番】仏道山野坂寺は藤が美しいお寺でした。
お庭も美しく、最近彫られたものですが、たくさんの仏像があり興味深い。
庭からの秩父の山並みが美しかった。

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羊山公園の芝桜。既に時期は終わっていましたが、新緑が美しかった。
来年また来よう。

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一つ目のカフェは「月のうさぎ」。
通りから少し奥まっていたので、なかなか見つけられずうろうろ。
蔵を改装したカフェで、静かにジャズが流れてなかなか居心地がいい。
定食とカレーの二種類のみということで、定食を注文。
ご覧のようにかなりヘルシーな内容。
今ちょうどダイエット中なのでぴったりですが、男性が普通に来たら
満足するには厳しいか。
ニンジンの青臭いのが正直苦手ですが、これは美味しかった。

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食事の後はすぐそばの秩父ふるさと館をうろうろ。
今回もまた秩父神社へ。

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左甚五郎作といわれる「つなぎの龍」。
社殿に施された彫刻はいつ見ても素晴らしい。

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【第十三番】旗下山慈眼寺
【第十四番】長岳山今宮坊
【第十六番】無量山西光寺
を巡る。

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この辺で景色が良いと言われる、【第二十三番】松風山音楽寺に向かう。
音楽寺という名前で、以前からずっと気になっていたお寺だ。
景色はなかなか良いが、お寺そのものは普通で、何か物足りないような気がする。
音楽寺は桜の名所なので、その時期に来ればまた違うのもしれないけど。

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日向は既に真夏並み。ミューズパークの噴水が気持ちよさそう。

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ミューズパークのシャクナゲ園。新緑とのコントラストが爽やか。
秩父のランドマーク、ハープ橋。

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そろそろいい時間なので、本日のメイン泰山堂カフェに向かう。
ここは秩父のイメージぴったりのレトロな古民家を改装したカフェで
昭和初期の雰囲気たっぷり。
ここで珈琲をと思ったが、メニューの数からいうとどうやらメインは紅茶のようだ。
それでは紅茶好きの娘のためにも、リサーチしておくかと紅茶(ダージリン)と
オムレットを注文。
紅茶はティーポットで2杯分、普通に美味しい。もちろんオムレットも。
先客は3人のグループのみだったので、空いているカウンターに座った。
やがて先客もお店を後にしたので、一人静かに落ち着いた雰囲気を
楽しんでいたのだが、やがて常連さんが来店。
カウンターの隣に座って、しゃべり始めたので退散。
今回は座った席がまずかったとあきらめる。

最後に【第十五番】母巣山少林寺に寄って、本日のポタリング終了。
爽やかな風に誘われて、気ままなポタリングもけっこう楽しめた。
怪我でもしている時じゃないと、なかなかこんなポタリングはしないから。

自転車のほうも、まだ本格的な登りはきつそうだけど、平地ならほとんど問題なさそう。
来週はロードバイクで走ってみよう。


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2011年5月14日 (土)

フラワーガーデンと紅茶(食)

何でも長女が子供たちに絵を教えるボランティアで、バラの絵を描くのだとか。
良く分からないが、バラが咲いていそうな花久の里へ行ってみる。
花はいっぱい咲いていたが、肝心のバラは少し時期が早いようで、ぱらぱら程度。

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喉も乾いたことだし、一通り写真を撮ってかねてからチェックしておいた紅茶専門店?
妻沼の tea drop に行ってみる。
店の外観はかなりファンシーで、男一人じゃ絶対無理、娘と一緒で何とかOK。
本格的とは言えないが、近所のおばちゃんのたまり場にはかなり居心地よさそう。
娘はアフタヌーンティーセットをオーダー。
1200円となかなかリーズナブルで、コストパフォーマンス的には良いと思う。
紅茶のほうは、私はダージリン、娘はキャラメルフレーバー。
お味のほうも美味しいんではないでしょうか、あんまり判らないけど娘は気にいったようですから ^_^;
娘は置いてあった紅茶の本を真剣に読んでいて、まったり一時間ほど過ごしました。
オーナーのマダムと若い娘さんというのも、なかなか居心地いいかも。
久々娘二人でほのぼのティータイム、帰りはパンジーハウスでバラの鉢植えを買って帰りました。

あっそうそう、娘は学校で突き指したようですが、もしかしたら骨にひびが入っているかも
ということで、月曜日は病院へ行かなければ。
肉離れの私と、突き指の娘、だめだめコンビです。

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2011年5月 5日 (木)

美味しい食事と美しいアート(食)

5/5はGW唯一家族全員がそろう休日。
とはいっても私以外皆けっこう出不精で、あまり遠くに出掛ける気力もなさそうだ。

とりあえず最初は家から30kmほど離れた、SEMPLICE(センプリチェ)というイタリアンレストランに向かった。
ネットで見つけた田園にある、ちょっとおしゃれなレストラン。
当然GWの人出とは無縁だが、お店はそれなりに賑わっていた。
ここはリーズナブルに1400円のランチを皆でいただく。
メインはパスタのみで、ピザとか選べないのがちょっと寂しいが、オーダーした牛テールの煮込みとゴルゴンゾーラソースは、濃厚な味で美味しい。
パスタは単品よりも量は少なめだが、サラダ、スープ、パン、ドルチェが付くので充分。
特にドルチェは、美しく盛り付けされた本格的なもので、味のほうも大満足。
1400円で、ちょっと幸せになれるお勧めレストランだった。

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ゆっくり食事を堪能した後は、多々良沼近くにある、館林県立美術館に向かう。
広々とした公園の一角に建つ美しくモダンな建物、今は開館10周年の特別展示を行っていた。
今回の展示内容は、美術館の外観にマッチした、モダンアート的なものが多かった。
中でも美術館がメインで収集している、フランソワ・ポンポンという可愛らしい名前の彫刻家の作品が素晴らしかった。
シンプルなラインで構成された、動物の彫刻がなんとも心地よい。

美味しい食事と、美しい作品、どちらも堪能できて素敵な一日でした。

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2011年5月 3日 (火)

奥州平泉で古刹を巡る(ドライブ) ★★★

弟宅を後にし、岩手の平泉に向かった。
あんな震災後の風景を見た後、普通の旅行を続けると言っても、やはり精神的に難しい。これはいいか悪いかの問題ではなく、そのような気分になれるかという問題で、震災以来続くこのブルーな気分は、巷では「震災ウツ」というそうだ。

ということで以後の旅は、被災者の冥福を祈りながら、奥州藤原氏をしのぶという事にした。
これなら精神的な辛さも軽減でき、地元の観光業界にも貢献できるという、妥当なせんだろう。
仙台から約一時間で、平泉にある中尊寺に到着。
岩手県に入っても道が多少凸凹している以外は、地震の被害はほとんどないように見えるし、当然地震で休業している施設も見当たらないので、観光にもまったく支障はなさそう。

駐車場に車を停め、境内へと足を進める。
中尊寺は思っていたよりずっと境内が広く、表参道の月見坂に生える巨大な杉並木が歴史の長さを物語る。
ときおり雨が降るあいにくの天気のうえ、震災の影響かあれほど有名な金色堂を有する中尊寺にしては人影が少ないようだ。
おかげでこの幽玄な境内を静かに、心行くまで味わうことができたのは、少し複雑な心境だ。
境内にある建物は、どれも古い歴史を感じさせてくれる素敵なもので、うっそうとした森とあいまって、古の時代にいざなってくれる。さすが世界遺産候補というだけのことはある。

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本堂をお参りした後は、いよいよ金色堂である。
拝観料800円(宝物館込)を払って、教科書でも見慣れたあの階段を登っていく。
実際の金色堂は、風雨による劣化から守るため、外側の建物の中におさまっているのだが、さすが国宝の文化財、その精緻を極めた美の世界に圧倒される。
この後、金色堂の修復ビデオを拝見し、さらにその素晴らしさに感銘したのでした。

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本堂周辺に点在する釈迦堂、弁財天堂、阿弥陀堂、大日堂、峯薬師堂、能舞台・・・などなど境内全体に見所がたくさんあるし、池や竹林の脇にある小道を歩いても素晴らしい風情を堪能できる。
何より、お祈りしながら散策できるので、ほんと心が落ち着きます。

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金色堂の脇を南に下ると、そこは満開の桜がお出迎え。
さらに数件の民家が、桜並木にそって点在し、絵にかいたような美しい日本の風景が広がっていた。
最初は、中尊寺に付随する院や僧坊かとも思ったが、一般のお宅のようだ。
それにしても、皆茅葺屋根ってどういくこと?美しすぎる。

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これは写真に収めねばと思い、夢中になって急な斜面に足をかけ、よっこいしょっと登ろうとしたとき、突然右足のふくらはぎに、バットで殴られたような激痛が走った。
こんな何でもない動作で、右ふくらはぎに肉離れをおこしてしまったようだ(泣)

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何とか足を引きずりながら車にたどり着き、本日予約してあるホテルに向かった。
それにしても、せっかく自転車持ってきたのに、明日からの予定がパーだ。
この足の痛みじゃ、明日は何もせずに帰ることになるのか。

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翌日は朝8時にチェックアウト。
焦ったのは、ただでさえ歩くのが困難なのに、猛烈な風が吹いていてまともに歩けない。
これじゃあ、何もなくても、自転車では無理そうだ。

歩くのに不自由を感じながらも、まったく歩けないわけではないので、弟お勧めの毛越寺(もうつうじ)に行ってみる。
この寺の当時の建物はすべて焼失してしまったが、浄土庭園と平安時代の伽藍遺構が残っているというので、大変貴重だということ。
池を囲む庭園をぐるっと一周後、奥州藤原氏の館跡、柳之御所遺跡へ行ってみる。
館跡には、広いだけで何も残っていないのだが、資料館で見せられたCGによる館に興味を覚えた。
ということで急遽、当時の建物を再現しているテーマパーク、江刺の藤原の郷へ行ってみることにした。

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藤原の郷は、NHK大河ドラマ「炎立つ」のロケセットをそのままテーマパークにした施設で、ロケ用の作りものではあるものの、「前九年の役」「後三年の役」を経て、藤原三代が奥州文化を開かせるまでを、建物を通じて学ぶことができる。
歴史考証はしっかりなされているようで、当時の暮らしぶりを想像するうえで、非常に貴重だ。
当然震災の影響からか、人出はまばらでもの寂しいのが残念。
ここでお土産も買って、地域の観光産業に少しは貢献できただろうか。

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次は藤原氏に関係するお寺ではないのだけど、日本一大きな茅葺屋根というのが、非常に興味深かったので、正法寺を訪れた。
門をくぐると、目の前にある巨大な茅葺屋根に圧倒される。
建物自体は1811年に再建とあるから、それほど古いわけではないけれど、さすがに伊達藩によって再建されただけのことはあり、非常に豪壮で立派だ。
その隣にある庫裡も、本堂には及ばないものの巨大な茅葺屋根の立派な建物だ。

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300円払って中を拝観させていただいた。
時刻が3時を回っていたためか、拝観者は私一人で、心行くまでこの静かで豪壮なお寺を堪能することができた。

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続いて近くにあった「蘇民祭」で有名な黒石寺に立ち寄った。
ここも趣のある良いお寺でした。
ここで最後の被災者の冥福を祈り、奥州平泉周辺の4つのお寺と歴史のテーマパークを巡る旅は終わりです。

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震災後の落ち込んだ気持ちの中で、旅する目的地に選んだ奥州平泉の古刹めぐりは正解でした。
精神も落ち着くことができたし、奥州藤原氏の文化にも触れることができた有意義な旅でした。
この後高速道路料金を翌日の1000円とするため、大崎市にある「さくらの湯」で入浴しながら時間調整し、日が替ってから帰宅しました。

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2011年5月 1日 (日)

宮城県七ヶ浜あたり

弟に少し用事があったので、GWを利用して宮城県七ヶ浜にある弟宅を訪問。
でもせっかくなので、家を訪問する前に、ミニベロであたりをぐるっと一回り。

まずは歴史の教科書にも良く出てくる、多賀城あたりを出発。
このあたりは、穏やかに起伏する丘陵地帯で、春の里山風景が広がるのどかなところ。
自転車で走ると、とても気持ちがいい。

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そこから、仙台塩釜港がある海岸線へと向かう。
この辺は全然地震の被害らしきものは見られないのだが、市民公園に突如現れる大量のがれきの山が、被災地域であることを物語っている。

砂押川を渡り、ジャスコやソニー仙台テクノロジーセンターのあたりに来ると、風景は一変する。
3月末に来た時R45沿いにあった大量のがれきや、破壊された自動車は撤去されたが、道以外の壊れた商店や事務所には、いまだ手つかずのがれきや車が散乱していた。
乾燥したヘドロで、あたりはほこりっぽく、どぶ臭い。
震災以降、この辺りは多くの泥棒が入り込み、商品や金品をあさっているとのこと。
銀行に勤めている弟の嫁さんによると、怪しげな人たちがぐちゃぐちゃになった大量のお札を両替しに来るとか。
最初のころは被災者と思って、両替に応じていたが、今は身元不明な人には応じていない。
正直、そんないい人たちばかりではないってことで、暴動や略奪に発展しないだけましだということか。

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七ヶ浜町に入り、菖蒲田浜に入ると、愕然とする風景が広がっていた。
七ヶ浜は、20-40m程度の丘陵地帯が宅地となっているので、海抜の高い地域はまったく被害が無いように見えるが、海沿いの低い地帯は壊滅的。
3週間前に行った岩沼市や亘理町は、横の移動で数百メートルの差で被害が全然違っていたが、こちらは本当に数メートルの差で、運命を分けている。
被害のない高級住宅街のすぐ下は、壊滅的な被害という、なんとも不思議な光景がいたるところに広がっていた。

当初は半島をぐるっと回るつもりだったけど、被災の状況から気持ちが萎え、松島湾が見える北側を経由して、自転車で引き返した。

自転車のあと、弟宅を訪問して、一夜を過ごした。
地震の事や最近の生活の事など、とりとめない話を、お酒を飲みながらした翌日は、弟の案内で七ヶ浜長をぐるっと一回り。
さすがに地元民、被災の様子や避難生活などを解説しながら案内してもらった。

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町内最高峰の多聞山からの眺めは美しく、あたりは里山ののどかな風景が広がっている。
しかし、その山を下り、花渕浜に行くと、漁船が民家に乗り上げている。
この辺の被害も本当にひどい。

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避難場所での生活はかなり向上したとのことですが、被災地はほとんど手つかずで、復興までの道のりは遠い。
これを見ると、正直できることは多くはないが、美しい七ヶ浜町、ぜひ復興して美しいもとの町に戻ってほしいと願わずにはいられない。

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まだ自衛隊による被災者の捜索は続いており、行方不明者も10人以上いるようです。
隊員の皆さま、ご苦労様です。

一時期(今でも)ポポポポーンという大量に流されるこのCM。
巷ではかなり不評のようですが、弟夫婦の談によると避難所にいたときはかなり癒されたそうです。
避難所でもこのCMのおかげか、知らない者同士お互いに挨拶をしてなごんだとのことでした。
なるほど~とこのCMをかなり見直したのでした。

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