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2008年11月15日 (土)

グランフォンド前日光、途中敗退(150km) ★★

前日の天気予報では、天気もそこそこ良さそうだったので、前から考えていた、足利から入って前日光の峠をいくつも越えて、日光に至るグランフォンド前日光のルートを実行してみた。

しかし峠の林道通行止めを2回クリアしたものの、天候の悪化の兆候で途中断念。前日の天気予報は良かったのになあ。

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まずは鴻巣から足利まで。ここまでは交通量が多い道を走るので、疲れるだけで全然楽しくないが、よい抜け道を知らないので今回は仕方ない。少しルートを研究しないと。
渡良瀬川から、足利市街の向こうに見える山々のはるか向こうの日光を目指して、これから山岳路が始まる。

最初の峠は足利名草から飛駒の里に抜ける、標高170mの須花トンネル。
トンネルを抜けると、飛駒に通じるのどかな道。
10年ほど前、この飛駒という美しい響きに誘われて、この里にはポタリングやハイキングに何度か通った。基本的にどんづまりにある盆地なので、車の交通も少なく静かなものである。根古屋森林公園から眺める多高山は、紅葉真っ盛り。以前登ったときは、12月で既に紅葉が終わったていたっけ。

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森林公園で小休止した後、お隣の谷に抜ける近沢峠に向かうと、途中通行止めの看板が。自動車は無理でも、自転車なら何とかなるだろうと、そのまま峠に向かう。
峠には最近できた綺麗なトンネルがあったが、道が通行止めのため真っ暗。それでも標高400mの峠にあるトンネルを抜けるまでは、何の問題も無かった。しばらく行くと、重機を使って工事中。
ちょっと観ると通れそうもない。工事中のおっちゃんに聞くと駄目だという。自転車担いでも駄目?と聞くと、別のおっちゃんが、少し戻って、下の作業道なら歩いて可能だという。
そちらに向かって、無事通過やれやれ。でもこういうアクシデントって、ちょっと好きかも。

隣の谷は、さらに山深い雰囲気。このへんは蕎麦の里らしく、山深いにもかかわらず、数件の蕎麦屋さんが。時間があったら食べていくのだが、また次の機会にしよう・・・と数年前にも思ったっけ。
少し山側に進んで、標高450mの峠に向かう。峠も段々深山の様相になってきた。山々の紅葉の色も深みを増してきた。

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秋山川沿いの谷に入ると、紅葉はいよいよ色を深め、山里も趣を増す。
秋山川を詰めると、本日一つ目の目的である、氷室山肩を通過する峠越えの林道だ。
ここは今までと違って、標高1000m近くの本格的な峠道。進むにつれて道も段々細くなる。

すると本日2回目の通行止めの看板が。ここまで来たら、いける所まで行くしかない。
工事箇所についても、工事は行われておらず、一部道の舗装が剥がされていたのみ。
難なく通過したけれども、通行止めにかわりなく、道の整備もされていないので、落葉が一面道路を被っている。まあこんな道も秋らしくて一興である。

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落葉に隠れている、石を避けつつ、軽いギアでのんびり坂を登っていく。坂自体の斜度はたいしたこと無いので、紅葉を楽しみながらゆっくり登っていくには、おあつらえ向きだ。
坂を登るにつれ、益々葉の色合いは鮮やかに。
この道はもう20年以上前、オフロードバイクで通ったことがあり、西日に輝く紅葉が鮮明に記憶に残っている。久しぶりに訪れたこの道は、やはり紅葉が素晴しい隠れた名所でした。ただ天気がいまいちで、日差しが無いのが残念。
登るにつれて、雲が益々低くなり、山頂は雨で霞む。誰も通らない、薄暗くて、寂しくて、うら悲しくて、それでいて贅沢な時間。秋にはこんな情景が、すっと心に染みてくる。

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峠は幸い雨が降っていなかったが、路面はしっかり濡れていた。見上げる雲は厚く、今にも雨が降ってきそう。補給食のチョコレートを食べるが、寒くて長居もしてられない。
下りも黄葉を楽しみながらだが、落ち葉の下の尖った石には要注意。ぶるぶる震えながら慎重に下る。

下りきったところが山ノ神、交差点を左に進めば、粕尾峠から前日光牧場に至るが、今日の天気では、引き返したほうが無難。この寒さで雨に打たれたら、絶対やばいでしょ。
思案の結果、とりあえず栃木市に向かうことにする。

お腹がすいたので、少し下ったところの、茶店ふうの店によって、暖かい山菜天ぷら蕎麦を頂く。他にお客は物好きな若いカップルのみ。囲炉裏の火が赤々と燃え、ちょっとしょっぱい店の雰囲気が、これまた秋だねえ。
「昨日は暖かくて、いい天気だったのにねえ」、と店のおばちゃん。
聞くところによると、前日光牧場から古峰ヶ原へは、綺麗な道が開通したとのこと。今日はその道を走るつもりだったが残念。またの機会に持ち越しだ。

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茶店を出た後は、栃木市街に向かって、長い長い下り基調の道が、延々と続く。車も少なく快調に飛ばして、気分も上々。
しかしそれも、栃木市手前の石灰岩の鉱山前まで。このあたりからは、石灰を運び出すダンプカーがひっきりなしに走り、自転車には辛い道に。

何とか栃木市内にたどり着き、昔散策した風情ある蔵の街の一角にたどり着く。でも今日はなんかのイベントがあるらしく、観光客がいっぱいで落ち着かない。写真を撮って、さっさと栃木駅から輪行しようと思ったが、駅も新しくなっていて、人出もわんさか旅の終わりの風情も全然ないので、もう少し先まで自転車で行くことにする。

予定外の行程なので、地図が無いが、まあ大丈夫だろうと思ったのが甘かった。あたりも薄暗く、どこを走っているかさっぱりわからなくなり、輪行しようにも駅はどっちだ?
渡良瀬遊水地の近くで、ふとGPSを見ると、何と北に向かって走っている。
既にあたりは暗く、おまけに雨までぽつぽつ降ってくる。やっちまったなあ、と周りを迷走したあげく、何とか野木駅の道案内を見つけ、野木駅にたどり着いた。
駅に着いたら、雨は本降りになった。なんとかギリギリセーフってところ。
野木駅は、栃木駅とは違い、人影もまばらで、ちょっとうら悲しい。でもやっぱり輪行で帰る駅は、こうでなくっちゃ雰囲気でないなあ。

着替えはあえて持ってこなかったので、ピチピチのロングタイツでそのまま輪行。この格好で人混を歩くのもなれました。なんせこれだと増える荷物は、ボトルホルダに収まる輪行袋のみだからね。

野木駅から大宮乗換えの鴻巣まで、しばしの電車旅。大宮で乗客も多く、自転車を持って入るのははばかられるので、グリーン車を使います。鴻巣までグリーン料金550円(休日)で快適に移動できました。宇都宮線方面に行った帰りは、絶対これだな。

結局走行距離は 150kmとそこそこ稼ぎましたが、累積標高1500mあまりと、ちょっと物足りなかった。コース的にはさほどハードではないけれど、じっくりルートを楽しむには、秋は時間的にきついかも。再挑戦は、来年の5月の連休明けがベストってところでしょうか。

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コメント

最近のかん@さんの走りを見ているととてもうらやましく思います。グランフォンド・里山めぐりと多彩な行動力に脱帽それぞれの方がレース・ポタリング・など楽しめるのも自転車の魅力再認識!!

投稿: | 2008年11月16日 (日) 10時31分

素晴らしい紅葉のオンパレードですね。
こちらでは、平地でもかなり紅葉が進んでいます。
今日もどっか行きたかったですが、雨で!
早くも初滑りの報告が来ていますが、もうちょっと
紅葉サイクリングを味わいたいです。

投稿: YAMADA | 2008年11月16日 (日) 13時44分

自転車の魅力はそれ自転車自体もありますが、組み合わせ自由なところ。
私的には、自然、山里、古民家、神社仏閣、歴史、温泉、地図、etc・・・と何でもあり。
想像力と感性でその遊びは無限大です。そして自分の体力だけでけっこういけてしまうこと。
まさに気分は Freedom(自由だ~)!ですかね。

投稿: kan | 2008年11月17日 (月) 00時09分

YAMADA さん。
関東南部で、綺麗な紅葉を観るのは、なかなか難しいです。暖かなこともありますが、過剰な植林で里に近い山々は冬でも緑一色。北陸の秋、羨ましいです。

雪の便りもちらほらありますが、子供達のテンションも低いことですし、今シーズンの雪遊びは年明けからでしょうかね。

投稿: kan | 2008年11月17日 (月) 00時14分

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