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2007年11月25日 (日)

ミズナラの森で味噌煮込みうどん

山友の sizuku さんの案内でかねてからの懸案、奥多摩巨樹ツアー第一弾、金袋山のミズナラに行って来た。
まずは、日原鍾乳洞横の、一石山神社脇の山道を登って、燕岩の上に向かう。
ところどころ道標やベンチなどあり、一応登山道らしきものはあるが、落葉で道は覆われ、判然としない。
またかなりの急斜面を直登ぎみに登るので、枯葉が積もるこの時期、足元が滑って不安定だ。
登りはなんとか登れるものの、下りは絶対やめたほうが良い。
少し前まで紅葉の真っ盛りだったこの尾根も、今は名残の紅葉が少し残るだけ。

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1時間ほど登ると、一石山の鞍部に着いた。
ここから少し東に歩き、燕岩上部にひょっこり出る。
ここが本日唯一の展望台。
鷹ノ巣山から天目山にかけての眺めが開ける。
と言っても、奥多摩方面の山の同定はさっぱりなんだけど。

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ここから、金袋山までは、気持ちよい広葉樹の尾根歩き。
ミズナラやナラ、ブナの巨木がちらほら散見される。
そのうちなだらかで広々とした、人形尾根との合流点に目的のミズナラが鎮座していた。
傾いた樹形が特徴的な、樹齢数百年(推定樹齢バラバラ)の巨樹だ。
ミズナラは、後でゆっくり見ることにして、もう少し先まで進んでみよう。

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尾根をしばらく登ると、人形山、さらに詰めると金袋山に着く。
ほんの少し前まで、この一帯はひどい篠竹に覆われた藪状態だったというが、いまではそんな形跡は何処にも無く、広く何処でも歩けそうな尾根が続く。
最近この辺をおとづれるハイカーも多いらしく、いろんな踏み跡が散在する。
ついその跡についていって、金袋山をトラバースして、そのまま行き過ぎてしまうところだった。
そんなときでもGPSがあるとありがたい。
ピンポイントで方向修正、30mほどの誤差で、金袋山に到着。
ここもまったりして、いい感じの場所だ。

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しばらく休憩して、先ほどのミズナラ巨樹まで戻り、本日の昼飯、味噌煮込みうどんを作る。
と言っても、味にこだわりを持つ、masa さんにお任せで、私は見てるだけ。
最近山ではすっかり煮炊きをしなくなったので、久々こだわりの山食である。
私たち以外には誰もいなく、実に静かで贅沢なひと時。
もっともしばらくたつと、人気の巨樹らしく20人ほどのツアー客が現れたが。

ポカポカ小春日和、のんびりまったり2時間ほど食事を過ごした後、のんびりと帰路につく。
ツアー客は既に帰り、また静かな山道歩き。
一石山から今度は反対側の急斜面を下る。
ジグがきってあり、比較的歩きやすいが、こちらの斜面の傾斜もかなりきつめ。
行きも帰りも、尾根から麓まではかなり急斜面の歩行が必要だ。

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ミズナラから約一時間で麓の駐車場に到着。
まだ2時を少し過ぎたばかりだというのに、あたりははや夕暮れの気配。
鍾乳洞付近の広葉樹に日があたって、美しく輝いている。
梵天岩も、どこか中国の山水画の世界を連想するように、すっくと立っている。

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標高差約600m、6時間あまりののんびりまったり山歩き。
ちょっとしたルートファインディングも楽しめ、思いのほか充実の山行でした。
この後、混雑の奥多摩を避け、なぜか名栗のさわらび湯に浸かって一日の疲れを癒したのでした。

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比較的良く歩かれていると言っても、正規の登山道ではありません。
道標もあったりなかったりとかえって紛らわしい。
単なる踏み跡か道なのかも判然としませんから、ある程度経験者向き。
地形の読解は必須で、できればGPS持参が望ましい。

 

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コメント

広葉樹の森のようで、春先の若葉の頃も良さそうですね! 雲取山、鷹巣山等は奥多摩駅への縦走路なので、何回か訪れたことがありますが、ルートを外れた、記事の地区は訪れたことがありません。楽しませていただきました。

投稿: sugi FF21 | 2007年11月26日 (月) 13時30分

Kanさん、こんばんわ(^^♪
昨日はお世話になりました。、のびのびと山の中に浸り、とっても充実した1日を過ごす事ができました。
これも頼りになるkanさん、masaさんのお陰ですネ。
ありがとうございました。
夕べは眠くて、写真の整理も出来ていませんが、もう、
kanさんはアップ!さすがです~!
今朝はちょっと筋肉痛で、イタタタなんて感じでした。
でも、masaさんもらしいので、ちょっと安心(笑)
またいつか、ご都合が付きましたら、まったり登山やポタリングしましょうネ。よろしくお願いしますm(__)m

投稿: sizuku | 2007年11月26日 (月) 23時03分

sugi さんこんばんは。
奥多摩は混むというイメージがあり、長年避けてました。そして登山道ではないバリエーションルートは、初めてのことかもしれません。
奥多摩は想像していたよりずっと美しい森が残っていて、感心します。そしてちょっとバリエーションルートの楽しさもわかったかもしれない。そんな楽しめる道をまた探してみようと思います。

投稿: kan | 2007年11月26日 (月) 23時42分

sizuku さん昨日はありがとうございました。
こんな森歩きも、sizuku さんのお誘いがなかったら経験しなかったと思います。
masa さんと青梅がこんなに近いなら、ちょくちょく山でも自転車でも遊べるねと話しておりました。
ちなみに筋肉痛はありませんよ、エッヘン(^0^)

投稿: kan | 2007年11月26日 (月) 23時52分

エッヘンじゃないっすよぉ…w
前モモが普段以上の痛みで日頃の運動不足を反省しきり・・・笑
GPSはほんと的確でしたね、私も出かける前には地図と地形図をひたすら見てますが低山でもほんとナメてはいけませんね。
今回の奥多摩、高速700円にはある意味感動しますねw
渋滞無しの埼玉側から今度は行ってみますかね^^

投稿: masa | 2007年11月27日 (火) 02時01分

低山といっても、なめてはいけません。
高山と違って、生活道、作業道、巡視道、獣道等々
怪しげなふみ跡がいっぱいです。
道を間違えあっちこっちしているうちに
日が暮れて、行動不能になるパターンがあとを絶たないようです。
また高山のメジャーなルートなら、高度計さえあればほぼピンポイントで位置が特定できますが
雑木林の低山では見とうしはきかないし、似たような地形だし、位置の特定はなかなか難しい。
そして他人任せにしない。これ重要です。
雪山でのルートファインディングも面白いけど
冬枯れの雑木林のバリエーションルートも面白いですね。
コンパスと地図だけで、ゲーム感覚で歩くのもたまにはいいかもしれません。

投稿: kan | 2007年11月27日 (火) 22時07分

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